ニッポンを解剖する！北海道図鑑

JTBパブリッシング

• 販売会社／発売会社: JTBパブリッシング
• 発売年月日: 2019/04/11
• JAN: 9784533133022

商品レビュー

2023/03/11

北海道旅行に行く前に読んでおくとすごく勉強になると思う。
事実、私が旅行前に読んでいて、勉強になったし、旅行をさらに楽しめた。

北海道の地理的な生い立ちや、歴史（アイヌ文化〜開拓〜現代）までをまとめている本で非常にわかりやすかった。

北海道は広いということで知床半島のような自然の残る地域や、釧路のような湿原、流氷が流れ着く網走や紋別など地理的にも様々で興味深いと思った。
湖も多いが、人工的なものもあるとは知らなかった。

北海道にふるさと納税をした際、返礼品の中にニシンを冷凍したものがセットに含まれていたが、小樽の経済基盤はにしん漁によって作られたとは知らなかった。
小樽は北のウォール街というのも納得。だからあんなに銀行の建物があるのね。

また、函館に訪問するまで、函館には数々の洋館があるとは知らなかった。

開拓というと、網走監獄には考えさせられた。
犯罪者とはいえ、政治犯も多く、過酷な労働環境で命を落とすこともあるということは果たしていかがなものだろうかと思う。

宇宙開発やIT関連で北海道に移住する人々が増えているのは知らなかった。
農業や畜産でのIT化がもっと進むといいなぁ。

2020/10/25

【あらすじ】
縄文遺跡から、IT農業、宇宙開発まで！？壮大なスケールで奥深い魅力を持つ「北海道」をまるごと解剖！！
通常のガイドブックでは、あまり知ることのできない北海道の名所の詳細や、自然・歴史・文化・地場産業などを、文章だけではなく多彩な写真やイラスト、表などをふんだんに使い、わかりやすく図解して紹介しています。この一冊で「北海道」の見方、楽しみ方が変わる！読んで面白い、知って旅に出たくなる、新しい形のガイドブックです。

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久しぶりに北海道の観光ガイドを読みたいと思って図書館で借りたのですが、初っ端が「北海道の生い立ち（地層的な意味で）」からスタートでかなり面食らいました。はっきり言って観光ガイドがメインではありません。地理・歴史・産業の各方面から北海道を解説したうえで「ちなみにこんな施設があります」という感じで申し訳程度にミュージアムが紹介されるぐらいです。内容は結構濃密で、社会科の資料集を読んでいる気分でした。

2020/02/07

自然、文化を中心に、豊富な画像と図解で紹介する北海道ガイド本。
第1章　北海道ネイチャー･･･地形や地質、生態系等。
第2章　北海道ディスカバリー･･･文化、伝承、遺跡、文化財等。
第3章　北海道インダストリー･･･農水産業、酪農、鉄道等。
第4章　北海道ローカル･･･競馬、風景、アート、温泉、ガラス等。
第5章　北海道ホットスポット･･･旭山動物園、頭大仏等。
第6章　北海道カレンダー･･･祭り、年中行事。
地図、カラー画像、図解、コラム有り。北海道map&index有り。
その地域の自然や文化を鮮やかな写真と詳細な図解、イラストと
文章で紹介するガイド本です。一般的な旅行ガイドとは異なり、
人気観光スポットや店、グルメ、宿の情報はほぼ無し。
網走刑務所、釧路湿原などの観光地に加え、縄文遺跡や頭大仏の
ような知らなかった場所や概要があるのがユニーク。
旅行で訪れる場所が紹介されてたら、ミニ知識になるかも。
だけど、ピンポイント的にはかなり詳しいのに、
簡単な説明だけの箇所があるし、最北端と最東端の情報は無し。
礼文島は載ってても利尻島が無かったりして、ちょっと片手落ち。
まるごと解剖ってほどではなかったです。