いみず野ガーデンデザイナーズ ワケあり女子のリスタート 光文社文庫

蒼井湊都(著者)

• 販売会社／発売会社: 光文社
• 発売年月日: 2019/04/11
• JAN: 9784334778361

商品レビュー

2023/06/15

2023.6.15
軽く読めるものが読みたくて図書館で借りてきて第一話まで読んだが、途中離脱。
父親が倒れ実家の造園を手伝うために東京の仕事を辞めてきた主人公の咲和が好きになれなかったし、内容が薄い感じで、今読みたいものではなかったです。すみません。

父親が倒れたのにその辺りには全然触れず、土地柄や造園で不慣れ生活を送って凹んでいるところを住職兼小学校の先生の朝倉が優しく励ます感じだったが、励まし方も薄く心に残るような感じでもなかったし、一番気になったのが咲和は最初朝倉を苦手と思い接しているものの同時に恋愛対象して見ていて「行き遅れとか結婚」の話を他人からはされたくないのに朝倉を男性として見ていてすぐに恋愛に結びつけている思考の咲和がなんだか気持ち悪かった。(本当にすみません)

東京で何年も働いてきて父親も大変なのに、こんなにふわふわしたアラサー女性っているんですか？ってくらいファンタジー(正直に言うと現実味が全くない)なストーリーに感じた。
自分には合わなかったですね……ごめんなさい……

2019/07/29

都会から田舎へ。ガーデンデザイナーから造園業へ。似ているところはあっても、やはり違うところが多い。違うところばかりに目がいっている間は、息苦しかったり、辛かったりするのだろうな。と思った。逃げてきたことで自己嫌悪に陥っている咲和だけど、段々自分がやりたいことが見えてきたのかな。と感じた。
朝倉先生との関係がどうなっていくのかも気になるところ。この２人だと、かなりスローペースになりそうだけど。

2019/05/24

朝倉さんが何度癒しになってくれたことか。
基本的には住職さんでもあり、小学校の先生でもあるゆえに面倒見がいいと言いますか、流石の包容力！ という感じですが、変なところに疎かったり抜けていたり、そういうところが可愛くもあり。
だからこそ、後半に出てくる安川の存在が、殊の外読んでいてしんどかったです。
精神的に疲れている時には絶対に会いたくない人種だなあ。
読んでいるこちらが腹立つし、心中穏やかでいられなかったので。
朝倉さんいてくれて本当によかった。
言動が思春期の少年かよという感じで、咲和さんがついムキになるのは分からなくもない。
あれで裏の意図を察しろとは無茶な話だ。
今回は彼の鼻っ柱を折れなかったのが残念ですが、いつかギャフンと言わせてほしい。
咲和さんの過去に何があったのかは、まだ全部解明されていないので気になりますが、朝倉さんのように彼女が打ち明けてくれるのをゆっくり待とうと思います。
と言いつつ、既に2巻は手元にあるし、人物紹介が盛大なネタバレになっていて焦ってますが、それはさておき。
2人の関係性もこれからどうなるのか、花たちのようにゆっくり育んでほしいなあ。
なお、一番驚いたのは、涼汰（20）が既婚者だったこと。
奥さんいい人そう……お似合いの夫婦でびっくりしました。
家庭を持っている人ゆえの仕事に対する姿勢、今思うと彼の厳しさは納得です。