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文部科学省の解剖
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東信堂 |
発売年月日 | 2019/04/01 |
JAN | 9784798915531 |
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文部科学省の解剖
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商品レビュー
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仕事柄、文科省とやり取りする機会が多いだけに興味深く読んだ。特に科技系が統合によって大きな果実を得たこと、昨今のCSTI主導のSTI政策に引っ張られる高等教育政策のありようなどはその影響を感じずにはいられない。 個人的関心としては、統合により科技系が果実を得つつも高等教育局長は省...
仕事柄、文科省とやり取りする機会が多いだけに興味深く読んだ。特に科技系が統合によって大きな果実を得たこと、昨今のCSTI主導のSTI政策に引っ張られる高等教育政策のありようなどはその影響を感じずにはいられない。 個人的関心としては、統合により科技系が果実を得つつも高等教育局長は省内での重要性を維持していることから、先に触れたCSTIによる高等教育政策への介入が起きている事実をどのように解釈すべきだろうか。また統合によって大学設置基準、大学設置認可制度の制度変更への影響はあったのか、もう少し下部ポストだが、大学設置室長は統合後の襷掛け人事の対象に含まれているのかなどに関心を持った。
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幹部職員へのサーベイ調査の分析をベースに、行政学の立場から文部科学省の実態を明らかにしようとする研究書。文部科学省官僚の認識と行動、地方自治体との関係、他府省との関係、官邸権力との関係、執務空間の特徴、旧科学技術庁の省庁再編後の動向、人事など、多角的な観点から、まさに文部科学省を...
幹部職員へのサーベイ調査の分析をベースに、行政学の立場から文部科学省の実態を明らかにしようとする研究書。文部科学省官僚の認識と行動、地方自治体との関係、他府省との関係、官邸権力との関係、執務空間の特徴、旧科学技術庁の省庁再編後の動向、人事など、多角的な観点から、まさに文部科学省を解剖しようという試みといえる。 第一線の行政学者が分担して執筆しており、どの章も興味深かったが、「文部科学省三流官庁論」を再考する伊藤正次氏の「第4章 組織間関係からみた文部科学省」が特に知的な面白さを感じた。人事交流面から各府省のプレゼンスを分析しようと、他組織への出向率の高低、他組織からの出向受入率の高低により、各府省を「多民族国家型」官庁、「宗主国型」官庁、「植民地型」官庁、「鎖国型」官庁に分類したところ、文部科学省は実は「宗主国型」官庁と位置付けられ、人事面での組織間関係からは必ずしも三流官庁とはいえないという指摘は目から鱗だった。
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