1964年東京大会を支えた人びと スポーツ歴史の検証

笹川スポーツ財団

• 販売会社／発売会社: 新紀元社
• 発売年月日: 2019/04/04
• JAN: 9784775317099

商品レビュー

2019/08/08

1964年のオリンピック東京大会。
選手以外にも、多くの人々が活躍した場でもあった。
大会運営、選手村、放送、通訳等、いわば大会の裏側を
支えた人々のインタビューを掲載。
第1章　国旗にまつわる東京オリンピック秘話
第2章　オリンピックの歴史に刻まれた「テレビ放送技術の革新」
第3章　「不正スタート対策」に奔走した陸上競技スターター
第4章　トップ通訳として見た「東京オリンピック」
第5章　間近で見た「オリンピック・ムーヴメント」
第6章　日本のメディアはオリンピックで何を伝えたのか
第7章　1964年をきっかけに世界へ広がった「ピクトグラム」
第8章　人生の転機となった「1964年東京パラリンピック」
第9章　「日本のために」という使命感があった選手村スタッフ
第10章　日本復興に不可欠だったスポーツの存在
第11章　「成功させたい」気持ちで一致団結していた1964年東京大会
紹介・インタビュー・略歴で構成。
オリンピック関連の略歴有り。当時の写真有り。
国旗担当、放送ディレクター、競技スターター、通訳、
コンパニオン(接待係)、スポーツ紙記者、ピクトグラム開発者、
選手村スタッフ(コック、理容師)、
組織委員会の人事担当、式典担当、ブルーインパルス編隊長。
1964年東京大会を支えた、いわば、裏方を担う人々がいました。
選ばれた、担当した･･･立場は人様々で、苦労は多々あるけれども、
初めての日本での開催への情熱がひしひしと感じられる内容です。
選手村スタッフの証言は、某ドラマの元ネタかしらん。
なんと言っても“おもてなし”精神の原点を体現した人々の
言葉は貴重です。