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戦後経済史 私たちはどこで間違えたのか 日経ビジネス人文庫
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戦後経済史 私たちはどこで間違えたのか 日経ビジネス人文庫

野口悠紀雄(著者)

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戦後経済史 私たちはどこで間違えたのか 日経ビジネス人文庫

定価 ¥990

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2019/04/03
JAN 9784532198947

戦後経済史

¥330

商品レビュー

4.1

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みんなの感想まとめ
  • 戦後経済史
  • 日本の変遷
  • 体験を通じた歴史
  • 国家主導の体制
  • 1940年体制の影響
  • 経済成長と停滞
  • 官僚と著名人の物語
  • 地上と空からの視点
  • 歴史的事件の読み解き
  • 経済の未来を考える

日本の戦後経済の変遷を、著者自身の体験や歴史的出来事を通じて描いた作品で、特に「1940年体制」がどのように日本の経済成長を支え、またその後の停滞を招いたのかを探求しています。著者は、戦時中に確立された国家総動員体制が戦後にも影響を及ぼし続けたことを強調し、経済成長の背景にはこの体制があったとしています。一方で、1980年代以降のバブル経済は、もはや機能しない体制に固執した結果であると指摘し、古き良き美徳の喪失が今日の日本の停滞感を生んでいると論じます。多様な登場人物や出来事を交えながら、歴史的視点を持つことで、読者は日本経済の複雑な成り立ちを理解しやすく、興味深く感じることができるでしょう。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/03/24

息子へ) これも研修の課題図書。 課題図書も、すでに30冊ほど読んできた。 これまでの本は、研修で学んでいることに通じる内容だったが、 この本から、何を学ぶべきなのか?30冊読んできて初めて分からない本だった。 内容は、 戦後の経済や政治に関わる歴史を振り返って、 このとき...

息子へ) これも研修の課題図書。 課題図書も、すでに30冊ほど読んできた。 これまでの本は、研修で学んでいることに通じる内容だったが、 この本から、何を学ぶべきなのか?30冊読んできて初めて分からない本だった。 内容は、 戦後の経済や政治に関わる歴史を振り返って、 このときの判断がまずかった、とか、 今の状況は問題だ、とか、 とても違和感をおぼえる、とか、 問題点を上から目線であげるばかりで、 で、どうすれば良いのかが書かれていない。 これ以外の研修課題図書は筆者なりの解決策が書かれていて、 なるほどな、と勉強させてもらったのだが、、、、。 さらに、筆者の半生の自慢話がたぶんに含まれる点も、 わずらしかった。 筆者は著名人。奢りが出たか? この本を、課題図書とした理由を、研修の講師に確認しよう。 お父さんの本の買い方) 港区図書館 読め、もしくは、読むな)読むな 君が・・・歳のころに) 戦後経済史の裏側に興味がでたなら。

Posted by ブクログ

2023/01/03

最高でした!1940年体制の成立と高度成長期、そして外部環境の変化にも関わらず90年代行もこの体制に固執してしまっている日本……。

Posted by ブクログ

2022/10/21

日本経済のピークは、バブル崩壊数年後の1990年代半ばであるというのが、データを見れば分かる。そこから以降、日本経済は停滞、さらには衰退と言っても良い状態にある。それにしても、そこから四半世紀が経過している。どうしてそういうことになったのか、「私たちはどこで間違えたのか」について...

日本経済のピークは、バブル崩壊数年後の1990年代半ばであるというのが、データを見れば分かる。そこから以降、日本経済は停滞、さらには衰退と言っても良い状態にある。それにしても、そこから四半世紀が経過している。どうしてそういうことになったのか、「私たちはどこで間違えたのか」について、野口悠紀雄なりの考えをまとめたもの。なるほど、という部分が多い。 筆者によれば、日本の高度経済は、日本の「1940年体制」および、その体制が実施していた制度がうまくいった結果である。1940年体制とは、戦争遂行のために、政府・国家に権限を集中して、市場メカニズムではなく、政策的な見地から資源配分を行う体制のことである。この体制・制度が、重工業中心であった戦後の産業構造にマッチした結果、日本は高度経済成長を成し遂げたとしている。具体的には、以下のようなものが、1940年体制である。 1) 直接金融方式から間接金融方式への切り替え、かつ、日銀から民間銀行へ貸出をすることによって、企業への貸し出しの実質的権限を国が持つことになり、そういった仕組みを通じて、育成すべき産業(当初は石炭と鉄鋼、その後、他の重工業)に資金を重点的に配分する「傾斜生産方式」をとることができた。 2) 外貨の管理。外国為替を通産省の権限の範囲とし、民間銀行、民間企業が、外国から資金を調達できないようにすることにより、上記の仕組みを強化した。 3) 企業別労働組合。 4) 農地改革、借地法・借家法の改正。インフレ、財産税により、戦前の支配階級を一層。 5) 自民党と社会党の2大政党体制。 こういったことにより、日本は高度経済成長を成し遂げた。70年代の二度のオイルショックに遭遇しても、他国に比較すれば良好な経済パフォーマンスを示し続け、ジャパンアズナンバーワン、という本まで出版されるようになった。しかし、80年代後半から90年代にかけて、上記の条件を成立させていた世界経済の基本的な条件が転換していき、1940年代体制は、時代に合わないものとなってしまう。その当時に起きた大きな時代変化とは、例えば下記のようなものである。 1) 中国が工業化に成功し、「世界の工場」として存在感を増したこと。これにより、工業製品の価格が世界的に下落。日本に生産拠点を置く企業は、コスト競争についていけなくなった。 2) IT革命により、生産コストが劇的に低下したが、日本はIT革命に乗り遅れた。 3) 製造業にとって垂直統合方式(1940年体制が得意としていたもの)から、水平分業方式(アップルが典型)が有利になってきたこと 4) ベルリンの壁の崩壊以降、共産主義国が資本主義陣営に加わり、新たに大きな市場が出来たが、日本企業は、そこで存在感を示せなかった それに対して、日本政府は、1940年体制の時から頭が切り替わっていない。当時と同じことを繰り返している。これでは、日本の経済が上向くはずがない(下記には私の私見も入っています)。 1) 政府の成長戦略は、政府が将来に向かってビジョンを描き、国の資源をその方向に向けようとするもの、結局は、「傾斜生産方式」と同じ。そういった、ある意味で社会主義的な成長戦略はうまくいかない。新しい成長産業というのは、市場における競争で生き残った産業。 2) 年金、医療、介護といった社会保障の問題に根本的な手を打たない。これらの問題は深刻であると誰もが分かっているのに、突き詰めて考えようとしない。 3) 異次元金融緩和等、何の成果もあげていない政策を続けている。低金利により、円安誘導を図ろうとし、結局は今になって、それが行き過ぎた結果になったが、今さら修正も出来ない。インフレターゲットと言いながら、実際に物価高になると狼狽している。 4) コロナ禍での対応が典型であるが、すぐに「ばらまき」を行う。緊急対策が悪いわけではないが、将来に向けてのビジョンがないままの何の役に立つのか分からないばらまき。結果、国の借金をすごい勢いで増やしている。 このあたりが、本書の要約(私の私見を交えた)。 状況はかなり深刻だと思う。政治家は、ばらまきのような小手先の人気取り策を競っている場合ではなく、本質的・本格的に社会・経済の構造を変えるようなことを構想すべき時だと思う。しかし、あまり期待は出来ない気はする。

Posted by ブクログ

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