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思わず考えちゃう

ヨシタケシンスケ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2019/03/29
JAN 9784103524519

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商品レビュー

4

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2025/02/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 有名なイラストレーターで絵本作家のヨシタケシンスケさんのエッセイ。ヨシタケさんがいろんな瞬間でメモをとるようにスケッチしてきたイラストをもとに、その時ヨシタケさんがなぜそれをスケッチしようと思い、何を考えたのか、が書かれている。  ヨシタケシンスケさんってイラストの柔らかい感じが好きだけど、絵本あんまり知らないなあと思った。絵本書くような人だから、子どもにも受け入れられるような何かそんな発想というか雰囲気というか感性を予測してしまったが、読んでて分かるのはこの人本当にネガティブな人なんだなあ、という感じだった。だからこそ好感が持てるのだけど。  「その場にいない人をどうにか悪者にして、その人の悪口を言いながら、その人が帰ってきたら、別な人の悪口を言いながら、何とか今日も無事にお家に帰れるようにしたいっていう所を目指せれば、大体はいいんじゃないか」(p.35)とか、「何でもかんでも、全て手に入れた人が一番最後に何するかって言ったら、何か身近な人の悪口を言うんですよ、やっぱり。」(p.37)とか。悪口を言わないで済むようなメンタルについての話は聞くけど、悪口言うよね、っていう、人間的な感じが面白かった。だって人間だもの、の世界。「誰かにひどいことをされた時には、どうにかして、相手にもひどいことを仕返ししてやりたいと思うのが人情でして。」(p.39)って、本当に等身大というか正直な人だなと思った。「ボクはあやつり人形」(p.106)って、おれはそうじゃないからあまりに自分と真逆だったのでびっくりするけど、そりゃこういう人だっているよな、って感じだった。でもこの話の結論は、「あやつってくれれば最高のパフォーマンスを見せますっていう、そういうポジティブな話なんです。」(p.113)ってところで納得。というかカッコいいかも、とすら思った。  育児での話が結構あるので、育児経験ある人ならもっと面白く読めるかも。「へんてつもないよ!」(p.76)とか「ゆれがり?」(p.77)とか、本を読んでもなかなか出会えない子どもの言葉の発達の様子とか書いてあるのも、興味深かった。  全体的にはネガティブだけど、それをどうポジティブに、というかプラマイゼロに変えていくか、著者なりの工夫とか発想とか知れるので、そういう点でも面白いかも。「自分のできないことをどんどんつぶしていって、できることを増やしていくのが仕事の人もいるんだけれども、でもあえてそこをせずに、できないことをそのままにするっていう覚悟の決め方、そういう立ち位置もひょっとしてあるんじゃないか。」(p.94)とか、「自分にできないことがどんどん見えてくる。それは、何かができるようになったしるしなのかもしれません。」(p.125)とかも納得。あと今高1の生徒に「選択」という話をすることがあったから、「若いと、あれもできるし、これもできるし、今からあれになろうと思えば、まあできなくもないしって、選択肢がものすごくたくさんあるときって、逆に、もう何か不幸なんですよね。どうすりゃいいんだよって。」(p.100)って、まさにこういう高校生いるよな、羨ましいけど、とか思ったところだった。  ということで、人の頭の中を覗いてみた、って感じの本。まあ、たまにはこういう本もいいかな、って思った。(25/02/03)

Posted by ブクログ

2025/01/28

ヨシタケシンスケさんが思わず考えちゃったことをスケッチしたイラストの解説です。 色々考えちゃう内容が面白い。イラストもかわいい。幸せな時は一枚も描かず、ストレスがある時にたくさん描くっていうのが面白い。 今しかないのにもったいないのに、に共感しました。涙が出ちゃう。

Posted by ブクログ

2025/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

真面目な文章の横に手書きのゆるい発言が添えられてるページが幾つかあり面白かった。笑って元気が出た。 自分だったら流してしまいそうなこと(それは世の中のことであったり、自分自身の思考であったり)ヨシタケさんは丁寧に拾って絵や言葉にされている。 帯に「あわよくば、生きるヒントに」とあったが、ちょっとしんどいとき、こんな考え方もあるなと思えるだけで救われる。

Posted by ブクログ