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虹のふもと 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2019/04/16 |
JAN | 9784065154892 |
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商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
【堂場瞬一らしいスポーツ場面のディーテイルは充実していた。しかし……】 日本とハワイの間を各チームが往き来するという、野球の架空の独立リーグ「JMリーグ」に入ったばかりの、元NPB、元MLBの選手・川井秀人が主人公の物語だ。主人公と、周囲の登場人物たちが繰り広げるプレイシーンの心理描写の細かさはさすが堂場瞬一と唸らせる。 ただ、MLB時代に結婚していた相手との間にいる一人娘と、選手とチームのジェネラル・マネジャー補佐という関係で再会したけど、うまく話ができなくて、本1冊かけてもまだグダグダ……という物語を、なんでアメリカ合衆国という異文化を通して描く必要があったんや、という疑問は残る。あの国の家族関係て、もっと「コバルトの風」みたいにすっきり割り切ってるもんと違うの? これやったら、「日本とハワイと、MLBと架空の独立リーグ」でなくても、「横浜と松山と、NPBと四国アイランドリーグPlus」で全然かめへんかったやんねえ。日米のジェネラル・マネジャーの違いを的確に表現した彼の作品 "Boss" (実業之日本社文庫)のような内容を期待したが、少し当てが外れた気がする。 主人公が属するチームの名前がなぜか Oahu Rainbows でなく "Rainbow" であるところから、こだわりジジイの心に「アメリカンとちゃうやん」と引っかかっていたことは指摘しておきたい。Hiroshima Toyo Carp, Orlando Magic などが単数形のままな(のように見える)のは、複数形にできない、またはしないことが多い言葉だからであって、基本的に野球、フットボール、バスケットボールのチーム名は複数形なのだ。
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春が近づき読みたくなった野球モノ。 とある独立リーグは世界進出に向けエクスパンション、ハワイに誕生した新チームに所属することになった元メジャーリーガーは46歳、チームでGM補佐を務める娘と20数年ぶりに再会·····最後に父と娘が!
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好きな作家のひとりが、この本の著書でもある堂場瞬一さん。 元々、「刑事・鳴沢了」をきっかけにのめりこんでいった。刑事小説やアクション小説が根本は好きでそこからそっち方面の作品を中心に読んでいった。 堂場さんのすごさは、多岐にわたるジャンルにある。刑事小説もあれば、スポーツをテー...
好きな作家のひとりが、この本の著書でもある堂場瞬一さん。 元々、「刑事・鳴沢了」をきっかけにのめりこんでいった。刑事小説やアクション小説が根本は好きでそこからそっち方面の作品を中心に読んでいった。 堂場さんのすごさは、多岐にわたるジャンルにある。刑事小説もあれば、スポーツをテーマにしたもの、ミステリーものなどあらゆる視点から物語が展開される。。 ちなみに自分は刑事小説だったりスポーツもの、とりわけ野球は大好きで、その共通点から堂場さんがすきになっていった。 奇しくも、春のセンバツの中止が発表されたり、プロ野球の開幕延期があったりした今の時期ですが、、、 今回の物語は、45歳のピッチャーを主人公に据えて、野球の観点と、彼を取り巻く家族の物語。 ピッチャーって、かなり個性的な性格が多く、お山の大将というくらいに強気な性格の人が多いと思うが、まさにピッチャーとして誇り高い様も描かれながら、一方では一人娘を持つ父親の顔も「繊細」に描かれている。 一人娘の美利が、彼女の母親と父親について交わす場面、、、 p298 「あのね、夫は『元』になるけど、父親は『元』にはならないのよ」 「父親は、死ぬまで父親なんだから、向こうにしても、娘はずっと娘…」 物語の展開は野球をメインに据え、内面の展開を家族とのつながりにフォーカスしているので、そのコントラストの強弱がこの物語の面白いところだ。
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