水玉ハニーボーイ(特装版)(10) 花とゆめC

池ジュン子(著者)

• 内容紹介: //特典～小冊子付
• 販売会社／発売会社: 白泉社
• 発売年月日: 2019/04/05
• JAN: 9784592218777

商品レビュー

2020/05/09

"「仙石さん 1年前と随分変わったわ」「そうかもな」
「藤君は何も変わってない」「え〜」
「だから私は今藤君の隣にいる ずっと好きでいてくれてありがとう」"

完結。
通常版表紙絵の方が正直好き。あと特装版の表紙はこうじゃない、密林の反映がおかしい。
姫と学が外国でばったり会う話、よ、読みたい……。
個性の強いキャラ達のドタバタと、少女漫画らしい最後でよかった。
特装版特典の小冊子は本編数年後、結婚式の話。成長した七緒兄弟がみれる最高。

2019/04/22

少女漫画としては類を見ないタイプの主人公である千石芽衣の物語もこれで終わりですか
だというのに湿っぽい空気には一切ならずにいつもどおりの面白可笑しいノリが続く展開は大満足だったり

千石と藤は前巻で無事恋人同士に成れたし、三年生は卒業の時期。となれば後はこの物語をゆっくりと閉じるだけ。
他所では千石と藤だけでなく他にもカップルが誕生していたのは本当に物語のラストが近づいてくるのを感じられる描写だった。
……まさか撫子にあのような形で新しい恋が訪れるとは思わなかったけど。というか雫の変貌にはこの巻で一番驚かされた気がするよ！？
あんな脳筋猪突猛進一家から天才が生まれるなんて……

千石と藤はいつものようなギャグ展開を繰り広げつつも恋人らしいあれやそれやを経験していく。ボートに乗って、誕生日を祝って、泳ぎの練習をして、花火大会を見に行って。そういった積み重ねは何だかんだ少女漫画のカップルらしい遣り取りが少なかった二人としては珍しい光景
最終話手前の藤の大胆告白で盛り上げて、最終話の疑似結婚式できちんと落とす構成は本当に素敵
……結婚式風な格好になっているのに筋肉崇拝な千石は相変わらず(笑) そんな千石を突然抱きしめて突然のキスをして、イケメン顔になる藤は面目躍如と言ったところか
その後に改めて自分からキスをする千石の方がやっぱり男らしさに溢れていたような気もするけど

特典の小冊子は随分豪華だった気がする
内容は千石と藤の結婚式関係がメインなんだけど……
結婚したの26歳なんだ！？学生時代から交際してその年令まで結婚しないって本当に異例ずくめの作品だね！？
更に最後はお色直しで花嫁衣装を交換しての再登場。やっぱりこの二人はこういう関係性の方が「らしい」よなぁ、なんて思ってしまうラストだった

それにしても、時折良い感じに見えなくもなかった七緒とお姫は結局付き合うことはなかった感じなのかな
結構良い組み合わせだったように思うんだけどな

2019/04/09

購入！

やっぱり特装版買って良かった！ちゃんと大人の結婚式が観れて良かったよ～(涙)後日談も楽しくて、やっぱり特装版で良かったよ。
とにかく楽しく読了。楽しかった！ありがとうございました。