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誰も知らない金融危機LIBOR消滅
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2019/03/22 |
JAN | 9784532358143 |
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商品レビュー
5
4件のお客様レビュー
LIBORの成り立ちから公表停止以降の代替指標案の問題について 1冊でLIBORへの理解が深まって本の価格以上の満足度があると思う
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LIBOR事件の経緯から、代替指標とされるものの覇権、問題点を細かく指摘。 新聞記者だから、実務がわかっていないことがあるが、概ねは色々な視点から指摘がされており面白かった。 LIBOR,SOFR,EONIA,ESTER. 問題点は、LIBORは金融機関の信用SPRを含んでいるが...
LIBOR事件の経緯から、代替指標とされるものの覇権、問題点を細かく指摘。 新聞記者だから、実務がわかっていないことがあるが、概ねは色々な視点から指摘がされており面白かった。 LIBOR,SOFR,EONIA,ESTER. 問題点は、LIBORは金融機関の信用SPRを含んでいるが、SOFRとかはRFRだから、調達にかかる自行の信用SPRが含まれていない点。
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金融市場の大問題となって噴き出す懸念が大きい。LIBORは金融取引の契約においてその根幹になるものであり、その存在は空気のようでもある。空気が突然なくなって窒息することになるのか。 2021年末にLIBORが実質的になくなるという予定になっていて、あと2年半ぐらいしかないでは...
金融市場の大問題となって噴き出す懸念が大きい。LIBORは金融取引の契約においてその根幹になるものであり、その存在は空気のようでもある。空気が突然なくなって窒息することになるのか。 2021年末にLIBORが実質的になくなるという予定になっていて、あと2年半ぐらいしかないではないか。 自分自身の仕事にあまりにも直結しているのだが、その準備は実際できていない。周りも同じだと思う。 このような金融関係者の事情を、警告を発しながらまとめてくれている一冊である。2021年末にまたがる変動金利取引をスクリーニングしておかなければならない。デリバティブのポジションはもちろんのこと、変動金利の債券も。発行体と投資家、ショートとロングのそれぞれのポジションを持つ者。ああ、たいへんなことである。 金融機関以外にもその影響は広がっていく。とにかく、2021年末を越えて変動金利の影響があるのであれば、早めに確認してほしい。
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