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数学の贈り物
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森田真生(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ミシマ社/八木書店
発売年月日 2019/03/20
JAN 9784909394194

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商品レビュー

3.9

25件のお客様レビュー

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2024/05/24

「言葉は簡単に嘘になる。そもそもひとときにひとつずつしか言えないのが言葉だから、どうしたって極端になる。」 季節ごとの連載は「みんなのミシマガジン」で読んでいたが、著者からの“贈り物”をこうしてまとめて読む愉しさはまた格別。 いつか、トークライブにも行ってみたい。

Posted by ブクログ

2023/12/26

想像をはるかに超えて、「数学」だけの贈り物ではなかった。ただ、とてもいいエッセイ集。 一つひとつのエッセイで取り上げられる題材は、とりとめもなく、一瞬、捉えどころが分からず、一貫性がない。 生まれてすぐに2度の手術を受けることになった息子の話。 けがを理由に辞めてしまったバスケ...

想像をはるかに超えて、「数学」だけの贈り物ではなかった。ただ、とてもいいエッセイ集。 一つひとつのエッセイで取り上げられる題材は、とりとめもなく、一瞬、捉えどころが分からず、一貫性がない。 生まれてすぐに2度の手術を受けることになった息子の話。 けがを理由に辞めてしまったバスケをしている自分を、昨日の夢に見た話。 風鈴を眺める話。 ボーア戦争の有刺鉄線の話。 息子と公園で遊び、お風呂で数を数えた話。 ただ、一つひとつの出来事を切り取っていく語りには、数学に本気で取り組んだことあるからこそ感じるのであろう、筆者ならではの視点と着眼点がある。 そんな中でも、個人的に一番面白かったのは、分かりやすく数学、に関するエッセイだった。 「−1に−1をかける」とはどういうことか? という問いに対して、「ひとたび記号運用の規則を身につけたなら、意味がわからなくても行為(計算)できる」という。 そして、数学とは「当初は日常の「意味」を表現するために導入された道具だったが、ひとたび記号として自立してしまえば、今度は記号世界の秩序にしたがって、自律的に展開していく」(p57)もので、「要するに、(−1)×(−1)=1でなければならないというのは記号の側からの要求であって、そこにあらかじめ予定された「意味」などないのだ」と言い切る。 元々は、何か現実的な意味があって、人は計算することを始めた。けれども、計算のルールが決まると、現実的な意味とは、全く関係のない「何か」が生まれてくる。今度は逆に、これの「意味」は何なのだろう、と考え始める。 こうしたルールだけが自律していくところに、思いもしなかった新しい「意味」の発見がある、というの発想が面白かった。自分が何をしているのか? この行為がいったい何であるのか? それを一度、括弧に入れて遊んでみる。それが、何であったのかは、後で考えればいい。 数学という世界の考え方、物事の見方を身につけた人に、みんなにも見えているはずの世界がどう見えるのか。それを体感してほしい。

Posted by ブクログ

2023/12/07

言葉の使い方や、心の動きへの向き合い方が、非常に緻密で感銘を受けました。対象を冷静に愛情深く観察する眼差しが素晴らしく、誠意ある生き方と感じました。

Posted by ブクログ

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