10代脳の鍛え方 悪いリスクから守り、伸びるチャレンジの場をつくる

ジェス・P.シャットキン(著者), 尼丁千津子(訳者)

• 販売会社／発売会社: 晶文社
• 発売年月日: 2019/03/15
• JAN: 9784794970800

商品レビュー

2020/09/04

発達心理学などの知見から10代の行動の仕組みを解きリスクから守る方法を伝えてくれています。ダメと理解していてるのにやってしまった…思春期にありがちな現象、ホルモンに左右されていると、なんとなく知ってはいましたがこの本を読んで納得できる部分が多々。

https://opac.shodai.ac.jp/opac/search?q=10%E4%BB%A3%E8%84%B3%E3%81%AE%E9%8D%9B%E3%81%88%E6%96%B9

2020/08/05

10代の揺れ動く、難しい時期、大人はどのように理解してどのように対応することができるのか、沢山情報のある中で、関わり方のベストと考えられる方法を、具体的に提示。発達、教育、社会的な視点から語られ、著者の経験も所々にちりばめらているのが、机上の空論感が無く、身近に感じる

2019/07/21

この本、たまたま『ファクトフルネス』と並行して読んだんですが、自分としては、それがとってもよかったと思います。

それはさておき、10代（から20代前半にかけて）の脳の発達の仕方については、自分自身のことを振り返ってみても、とても納得できました。
感情的な部分が先に発達することや、仲間の中での存在感を大切にすることなどは、その通りだと思います。
また、今振り返ると、そこまで優先度を高くする必要はないのに、と思うことの優先度が高かったように思うのですが、それも、脳の発達が影響していたと思うと、すごく納得できます。

まあ、自分自身については、とっくに過ぎ去ってしまった世代なわけですが、我が子はまさに、その真っ只中にいるので、今回得た知見をしっかり活かしたいと思います。