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リボルバー・リリー 講談社文庫

長浦京(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2019/03/15
JAN 9784062939171

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リボルバー・リリー

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商品レビュー

3.6

35件のお客様レビュー

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2023/08/12

やや軽めのスタイリッシュなアクション小説。

2023年8月初旬、綾瀬はるかの映画の話を聞き、急いで読了。 「東京大震災」直後の帝都・東京と云う、あまり小説の舞台設定としては、あまり御目に掛からない素晴らしい時代にしたことは、とっても高く評価します。 この頃の日本について、テレビやメディアや三文小説の類は、決まっ...

2023年8月初旬、綾瀬はるかの映画の話を聞き、急いで読了。 「東京大震災」直後の帝都・東京と云う、あまり小説の舞台設定としては、あまり御目に掛からない素晴らしい時代にしたことは、とっても高く評価します。 この頃の日本について、テレビやメディアや三文小説の類は、決まって「軍部がのさばっていた、言いたい事も言えない暗い日本」みたいな、碌に調べもせず勝手なイメージを植え付けているので、伸びやかにカッコよく行動するヒロイン、リリーは読んでいてとても新鮮でした。玉の井界隈の描写も、情緒があって素敵でしたね。 これは「映画のノベライズ本なんじゃないの?!」と、読後強く感じたぐらい映像的な描写が多くて、楽しめました。 物語自体は、かなり無茶…、イヤ失礼、かなりぶっ飛んだ話でしたが、《謎の財宝を巡る善悪関係無しの奪い合い》の様で、読んでる間とても楽しいお話でした。 ちょっと気に成ったのは序盤、最初の20%辺りまではヒロインも出て来ず、自然描写や背景描写も欠けていたせいか、ちょっと話の展開が読めず粗雑な印象でした。 それから本作で『大藪春彦賞』と云うのは、いくら何でも如何なものでしょうか。 銃器描写や戦闘描写を〝誰にでも分かる程度〟にしてしまったが為に、アクション小説としての「鬼気迫る様な迫力」には相当難がある気がします、「殺気」もね。 仮にも軍部同士が戦う話なんだったら、兵隊さん達のやられ方が単純過ぎる気も…。 これらの点は、大藪春彦は当然の事、この分野での往年の達人である先達《生島治郎,結城昌治,船戸与一,(初期の)志水辰夫,大沢在昌辺り》の作品を熟読して、良~く勉強して頂きたいなと思います。 又、主人公であるヒロインに、『45口径のS&W・M1917』と云う、女性が持つには武骨過ぎるリボルバーを、何故持たせたのか? あの少年にプローニングやベレッタを無難に扱えるのか?(オートマチックの方が普段の手入れや取扱が難しいのに)、補填する弾丸は何処でどう調達してたの?等、銃器の選択や描写をもっと掘り込めば、更にヒロイン像やその他の人物像の厚みが格段に増すと思います。 それから彼女の戦い方は、ベースとして何なのか(空手,合気道,カンフー,マーシャルアーツ等)を明示すれば、アクションの迫力度が段違いに上がる気がします。 そんな訳で、映画は楽しみにしておりますが、原作者様には上記の点を、今後の作品ではちょっと突き詰めて頂きたいなと、強~くお願いいたします。

左衛門佐

2024/04/14

長かった…。 映画を先に見てたからか、イメージはしやすかった。 ただ、どうしても冗長に感じてしまった。。 ずっと逃げて戦っての繰り返しで、イマイチ入り込めず、まだ終わらないのかと思ってしまったところもあり。 でも、設定が男が好きなものを詰め込んでいるのでそこはゾクゾクしながら読め...

長かった…。 映画を先に見てたからか、イメージはしやすかった。 ただ、どうしても冗長に感じてしまった。。 ずっと逃げて戦っての繰り返しで、イマイチ入り込めず、まだ終わらないのかと思ってしまったところもあり。 でも、設定が男が好きなものを詰め込んでいるのでそこはゾクゾクしながら読めました。軍とやくざと暗号と。おもろくないわけない!笑

Posted by ブクログ

2024/03/25

私は、良い意味で映画は観なくても良いと思った。 映像よりも映像が浮かぶ最高にスリリングな逃亡劇。まさに行き着く暇無く、あらゆる方法で敵は襲ってきては、それをあらゆる方法で倒していく。 長かったけど、最後は名残惜しいくらい。 文学的表現とは違うのでしょうが、落ちぶれつつそれでも果敢...

私は、良い意味で映画は観なくても良いと思った。 映像よりも映像が浮かぶ最高にスリリングな逃亡劇。まさに行き着く暇無く、あらゆる方法で敵は襲ってきては、それをあらゆる方法で倒していく。 長かったけど、最後は名残惜しいくらい。 文学的表現とは違うのでしょうが、落ちぶれつつそれでも果敢に生きる女性たちと共に銃や手榴弾が飛び交う下級遊郭の描写が、どこか耽美的。 大正時代の東京〜北関東のあらゆる場所が舞台になっていて、それもまたリアルで良い。

Posted by ブクログ

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