ポリぶくろ、1まい、すてた

ミランダ・ポール(著者), 藤田千枝(訳者), エリザベス・ズーノン

• 販売会社／発売会社: さ・え・ら書房
• 発売年月日: 2019/02/15
• JAN: 9784378041476

商品レビュー

2024/09/27

ポリ袋一枚捨てたことによる環境破壊がどんなものなのかって話だと思ってた。
捨てられたゴミ袋を財布に編み直してリサイクルして街中のゴミを減らした実話だったんだね。
話としては面白いんだけど、聞きなれない、言い慣れない名前だったり、字が細かくて読み聞かせるのがちょっと大変。
読み聞かせに持っていくには私の目じゃ厳しいかなぁ。。

2024/07/08

アフリカのガンビアという国であった実話だそう。アイサトさんすごいです。ポリ袋が1枚捨てられて、さらに捨てられて、環境が悪くなってしまってヤギが死んでしまったり…どうせ使うなら、使い捨てにしない。捨てる時は正しく捨てる。土に還らないのだから…捨てられたポリ袋から生まれたお財布、アイディアがすごい。

2024/05/30

南アフリカのガンビア共和国の実話を絵本にした話。
大人もそうですが、子どももこれを読んだら、自分にできることなど、いろいろと考えを巡らせるだろうな、と思いました。
軽くてかさばらず便利なポリ袋はガンビア共和国でも広がりをみせ、地域に根付くようになりましたが、破れたり、次々と手に入るのでいらなくなったポリ袋を捨てるようになります。
自分だけ、と思う人がたくさんいることで、その後大問題に発展する様子が、実話だけにとてもリアルな問題としてとらえられました。
家畜の死、マラリア、土壌汚染…、自分が想像した以上の問題が発生し、とても驚き、遠い地の他人事ではないと強く思いました。
そのごみをうまく再利用するアイデアは素敵だな、と思いました。
日本でも、お店のポリ袋が有料となり、エコバッグがだいぶ定着してきたとは思いますが、まだ、コンビニなど無料でもらえるところもあり、安易に受け取ってしまう自分もいて、反省しました。
ポリ袋以外にも服、その他のプラスチック製品から出るマイクロプラスチックの問題もあり、購入者もそうですが、企業側にもそれに代わる何か自然に優しい製品を作ってもらいたいです。
ものを大切に使う、長く使えるものを選ぶなども行っていきたいな。