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ボーイズ 男の子はなぜ「男らしく」育つのか
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | DU BOOKS/ディスクユニオン |
発売年月日 | 2019/02/22 |
JAN | 9784866470887 |
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ボーイズ
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商品レビュー
3.9
16件のお客様レビュー
自分の言動の元になっているものに無自覚ではいられない それを省みることは自分を否定するということではなく更新していくと捉えていきたいです
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独身未婚中年男性の自分が読んでみました。 いつか読まねばとは思っていましたが、図書館で発見してぺらっとめくったら、著者は女性カップルで、男の子を育てているとあり、これは読まねばと書店へ走り購入。読むのが遅い自分があっという間に読みました。(とはいっても1週間かかりましたが) ...
独身未婚中年男性の自分が読んでみました。 いつか読まねばとは思っていましたが、図書館で発見してぺらっとめくったら、著者は女性カップルで、男の子を育てているとあり、これは読まねばと書店へ走り購入。読むのが遅い自分があっという間に読みました。(とはいっても1週間かかりましたが) 非常におもしろかったのですが、もう少し結論が充実していればなと思いました。 「男の子だからしかたない」って、日本だけじゃないのかと結構びっくりしました。 自分がこの本を手に取ったのは、自分がいわゆる「強い」男性ではないので、そんな男でも男の子を育てることが出来るのだろうか、と思ってきたことへのヒントがあるのではないか、と思ったからです。が、さすがにその答えはありませんでした。(当たり前か) でもやっぱり、私には今の日本で生き抜いていける子どもを育てることはどうやってもできなかっただろうなと思いました。 昭和の頃の日本は、私のような「弱い」男性でも、妻子を養えるだけの給料がもらえる仕事に就くことができ、妻子を持つことが出来ましたが、平成になってからはなかなか難しくなりました。昭和の頃の日本は、頑固親父タイプか、優しい父親の2つぐらいしかいなかったようなイメージが自分にはあります。 それが平成に入り、男性も家庭にコミットすることが当たり前になりました。しかし、男性が稼がなければいけないという観念は男女ともにそんなに変わっていない気がするので、男性で結婚できるのは、所得があって女性とのコミュニケーションが上手くできる人に限られてきたような気がします。自分は人に優しいことが取り柄だと思っていますが(ただ、それが行きすぎて人の顔色をうかがいがち)、それしか取り柄がない(男性らしい強さがない)ので、結婚できなかったのは仕方なかったかなと思います(自分が女性だったら、やはり男性に守ってもらいたい)。自分に至るまでの先祖からのバトンを、自分の血として、子どもや孫を作ってやれなかったことは先祖に対しても申し訳ないし、もし生まれてくるはずだった子たちをこの世に生み出すことが私のせいでできなかったのではないかと思うと本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。この気持ちは死ぬまで消えることはないでしょう。 ただ、強くて優しい男性が増えていくのであれば、そうした社会は女性も生きやすいはずなので、そうした若い人たちが増えることで、よりよい日本や世界になっていくことを願うばかりです。
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【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB27800166
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