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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2019/02/21 |
JAN | 9784041070956 |
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商品レビュー
3.4
8件のお客様レビュー
脳性麻痺で体が殆ど動かせない少女が殺人犯を知ってしまう。発信出来ない障害を乗り越え、犯人を伝えるまでのサスペンス風物語。 少中学生くらいがターゲットなのかな。文章はかなり易しく、さくさくと物語が進みます。 ハッピーエンドで終わりますが、自閉症やかんしゃく持ちの子供のエピソード等...
脳性麻痺で体が殆ど動かせない少女が殺人犯を知ってしまう。発信出来ない障害を乗り越え、犯人を伝えるまでのサスペンス風物語。 少中学生くらいがターゲットなのかな。文章はかなり易しく、さくさくと物語が進みます。 ハッピーエンドで終わりますが、自閉症やかんしゃく持ちの子供のエピソード等ちょっとしんどいシーンもあります。大人が読んでも学ぶことできる良書だと思います。読書感想文にぴったり。 最終的に主人公は鼻呼吸で意思を伝える手段を獲ます。 この本を読んだ後には、実際に閉じ込め症候群に陥った患者がまばたきのみで書き上げた『潜水服は蝶の夢を見る』もおすすめです。
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常に受け身でいるしかないってつらいな。 何の発信もできない。 ヘレン・ケラーのように受信が全くできない状態もつらいけど、受信はしっかりできているのに発信不可能というのもとんでもなくストレスが溜まるしつらいだろうな。 体の不調も、誰かに気づいてもらわないと自分では何もできない。痒み...
常に受け身でいるしかないってつらいな。 何の発信もできない。 ヘレン・ケラーのように受信が全くできない状態もつらいけど、受信はしっかりできているのに発信不可能というのもとんでもなくストレスが溜まるしつらいだろうな。 体の不調も、誰かに気づいてもらわないと自分では何もできない。痒みとか地獄だろうな…。 相手の理解が間違っていても訂正できないしね…。 常識が壊れる。 でも彼女にとってはそれが常識。 それこそが最大のギャップなのかもしれない。 小説を読んでもらうの好きみたいです。 想像の翼は自由に広がる。 彼女は知っている。発信が自由にできる世界を。 だから、常識が壊れない。 相手の気持ちも想像できる。 知ってるって大事、知識って大事。想像力って大事。 でもそれは発信できる世界が相手だからなのですよね。 彼女は発信ができないから、その気持ちを想像するのは本当に難しいのだろうな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
わたし=ジェマは十四歳。重度の脳性まひで、二歳からロレイン夫妻の家に里子として迎えられて暮らしている。 家族は他に、六歳のフィンと九歳のオリビア、住み込みの介護ヘルパーのサラ。 身体を動かすことも話すこともできず、生活の全てを介助に頼っているけれど、目も見えるし音も聞こえている。頭の中も心の中も普通のティーンエイジャーと変わらない。 わたしが誰にも話せないとわかっているからか、ときどき人に言えない秘密を打ち明ける人がいる。 でも、まさか、殺人を打ち明けられるなんて。 なのに、それを誰にも伝えられない… 書評で見て手に取った本。 スリリングなストーリーの中に、障害のある子供たちの生活の様子を自然に織り込んで、とても興味深く読ませてもらった。 四肢麻痺のリンカーン・ライムの上(?)をいく、脳性麻痺のジェマが、障害に苦しみ悩みながらも、学びたい、伝えたいという意欲を失わないのが素晴らしい。 ジェマの双子の姉妹・ジョディが、実際にジェマに会った時、動揺のあまり逃げ出してしまったエピソードも、リアリティを与えている。 これまでたくさんの物語に心の栄養をもらってきたのと同様、この本では、いってみれば“出来ない事だらけ”のジェマが勇気や希望を教えてくれる。 魔法や異世界やスーパーヒーローを楽しむように、ハラハラドキドキしながら、自然に障害者への理解が進むといいな、と思う。 それにしても、あえて障害のある子供を受け入れる里親制度、介護ヘルパーが家族のように暮らしていることなど、日本ではまだまだ考えられないことばかり。 障害のある人も、たまたまそうではない人も、普通に一緒に暮らせる社会って、こんな形の先にあるのかなぁ…
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