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神とは何か 哲学としてのキリスト教 講談社現代新書
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神とは何か 哲学としてのキリスト教 講談社現代新書

稲垣良典(著者)

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神とは何か 哲学としてのキリスト教 講談社現代新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2019/02/13
JAN 9784065135037

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商品レビュー

3.7

4件のお客様レビュー

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2024/02/15

あくまでも、キリスト者がキリスト教内からキリスト教と神を哲学的に考察した本、だと思う。著者の当たり前が私の当たり前とかなり違うので哲学書として受け止めることが出来ず、信仰告白のような印象が強かった。それを否定しようとは思わないし尊重はするが。

Posted by ブクログ

2019/12/07

トマス研究の泰斗として知られる著者が、「神とは何か」という問題について、「哲学を素地として誰にでも解る平易な言葉で」語ることを試みた本です。 こうしたもくろみにのっとって書かれた本なので、著者は随所で「神とは何か」という問いそのものに意味を見いだしがたいと素朴に考える読者に対す...

トマス研究の泰斗として知られる著者が、「神とは何か」という問題について、「哲学を素地として誰にでも解る平易な言葉で」語ることを試みた本です。 こうしたもくろみにのっとって書かれた本なので、著者は随所で「神とは何か」という問いそのものに意味を見いだしがたいと素朴に考える読者に対する注釈を交えつつ、なぜ「神とは何か」と問うべきなのかを説明しています。そうした著者の姿勢には好感をもちますが、けっきょくのところそのような疑問をいだく読者を説得することに成功しているかといえば、疑問符をつけざるをえないように感じます。 著者はまず、デカルトにはじまる近代以降の哲学が、経験と理性にもとづく「知識」を求めることにのみ邁進する知的伝統をかたちづくっていることを指摘し、そのような限定された問題設定からはずれてしまう、「知恵」にかかわる形而上学的な問題領域が存在することを説明しています。そのうえで、こうした形而上学的な探求は、経験と理性のみに依拠することによっては果たしえず、信仰の光にみちびかれつつおこなわれなければならないという立場が打ち出されています。 ここまでは、宗教哲学的な考えとしてある程度理解できるのですが、その後著者は神の「一」性や「無からの創造」、「三位一体」といったキリスト教の教義にもとづく議論を紹介し、その哲学的意義を明らかにしようと試みています。ただ、どうしてもキリスト教の教義を前提にしており、ドグマティックな印象をぬぐいきれません。また、滝沢克己の「インマヌエルの原事実」についての理解を「観念的承認」すなわち「教養や学識のある人が聖書を熱心に学んで、自らがそれに基づいて生きるべき自覚的信念として形成した信仰」だと批判しているところに、そうした疑問を強く感じました。

Posted by ブクログ

2019/08/17

著者はカトリックの司祭でトマス・アクイナス研究の第一人者である。本書では現代日本において、中世哲学を学ぶ意義について語っているように感じた。一般向けの新書としてこういう本が出たということ自体が興味深い。個人的にはかなりの知的刺激を受けた。特にカントやデカルトへの批判は共感するもの...

著者はカトリックの司祭でトマス・アクイナス研究の第一人者である。本書では現代日本において、中世哲学を学ぶ意義について語っているように感じた。一般向けの新書としてこういう本が出たということ自体が興味深い。個人的にはかなりの知的刺激を受けた。特にカントやデカルトへの批判は共感するものがあった。ネットにあるいくつかの感想を見ると、”神の存在証明をする本”という勘違いをして、憤慨されているキリスト教嫌いな読者が多いようで、そこがとても残念。

Posted by ブクログ

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