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伊藤潤二短編集 BEST OF BEST ビッグCスペシャル
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2019/02/28 |
JAN | 9784098602155 |
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伊藤潤二短編集 BEST OF BEST
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伊藤潤二短編集 BEST OF BEST
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
傑作選とは違い、ワイドサイズでカラーも楽しめる。 あの作品もカラーで読みたいと思える作品が、まだまだある。
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正直言うと、値段も高くて大判なわりに、美麗さはなかったかな(ただサイズが大きくなっただけ。老眼にはいいけど)。期待が高すぎたのかもしれない。 ベストオブベストというからには「富江」などの名作が収録されてるのかと思いきや、読んだことのない作品なのは嬉しかった。が、一方で「ベストかな...
正直言うと、値段も高くて大判なわりに、美麗さはなかったかな(ただサイズが大きくなっただけ。老眼にはいいけど)。期待が高すぎたのかもしれない。 ベストオブベストというからには「富江」などの名作が収録されてるのかと思いきや、読んだことのない作品なのは嬉しかった。が、一方で「ベストかな??」という読後感ではある。 【収録作品】 「億万ぼっち」「人間椅子」「盲点のビーナス」「舐め女」「楳図先生と私」「この世のほかの恋」「魅入られた切田教授」「阿彌殻断層の怪」「大黒柱悲話」「忘れ形見」 「億万ぼっち」は潤二先生らしく、縫い糸のようなもので人と人が縫い付けられて死ぬ奇病が蔓延した世界。 「人間椅子」は江戸川乱歩原作に、潤二先生が前後を少し付け足しているんだけど、椅子職人の美青年が平然と変態なことを言い出すところが「らしくて」良し。原作では描かれない椅子の中身を描いたのも◎。 「盲点のビーナス」はUFOのアブダクションが絡んでいると思わせての娘への父のおぞましい妄執が描かれていて面白かった。「舐め女」も「らしいな」って話。でも舌デカ過ぎだろ笑。 「楳図先生と私」はキターって感じ。まあ潤二先生が楳図先生をリスペクトなのは絵柄からも一目瞭然だし、ほぼ同年代の私としては共感しかなかった。 「この世のほかの恋」も乱歩原作。たしか「人でなしの恋」ってタイトルだったような気がするんだけど。こういう大人な話も潤二先生描くんだな。 「魅入られた切田教授」はロバート・ディケンズ原作。「人間椅子」で出てきた女性作家柚穂が冒頭登場する。舞台を明治の日本に移して日本人の登場人物で描いている。原作は未読なので出来がいいのかはわからないけど、面白かった。 「阿彌殻断層の怪」も「らしいな」な話。各々ジャストサイズの洞窟(笑)に入っていってしまう人たち。閉所恐怖症じゃないけど、よく入るよなって感じ。奥へ進めば進むほど出られなくなります。 「大黒柱悲話」はギャグでしょ。大真面目に描くのが先生らしい。 「忘れ形見」は女性が子供を産むことしか望まれてなかった時代の悲劇というか……これ男が悪いだろ。でもこういう男普通にいるよなと思う。 全般的には良かった。ただ値段に比例しているかと問われると、ほかの短編集を買った方がよかったかなと個人的には思う。先生の絵柄がことさら好きなら、カラーの挿絵が結構入っているのでおすすめ(でもたしか画集が別に出てるよね)。
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伊藤潤二の短編集。大型の本で豪華な印刷だ。収録作はほとんど初めて読むものばかりで楽しめた。「楳図先生と私」を読んで、伊藤潤二のホラーなんだけど、どこかギャグ漫画を思わせる理由がわかった。子供が読んだらトラウマ級だが、どれもすべて素晴らしい作品。
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