エルフさんは痩せられない。(GUM C版)(4) GUM C Plus

シネクドキ(著者)

• 販売会社／発売会社: ワニブックス
• 発売年月日: 2019/02/25
• JAN: 9784847068362

商品レビュー

2019/05/21

自分で言うのも、何だが、読むごとに、後戻りできない世界へ踏み込んでいっている気がする
基本的に、私は太っている女性が苦手なのだが、この『エルフさんは痩せられない。』を愛読するようになってからは、割と大丈夫になってきたような気がする
まぁ、ぶっちゃけ、この漫画に登場している女性陣は、確かに、ぽっちゃりorぽってりしちゃいるけど、文句なしに美人だ
だからこそ、可愛い、と感じる事も出来るんだろう
また、メ淫ヒロ淫である絵留札さんが、文句ばかり言う口へポテトばかりを詰め込みながらも、何だかんだで頑張っているトコも、魅力の一つ、と断言できる、自信を持って

モンスター娘好きも、痩せたいけど、どうにも頑張る気力が起きない人にも、お勧めできる
ただ、男１人で女性キャラ多め、いわゆる、主人公のハーレム状態に対して、嫉妬しない人に限るのも事実だ
最初から分かり切っちゃいたけど、まさか、ここまで、直江さんがモン娘に囲まれる状況になるとは驚きだ
けど、彼は、あくまで、トレーナーと生徒としての距離は保ち、友情を育んでいるだけ
並みの男なら、ナニついてんのか、と呆れるトコだが、直江さんほど、中身が男気で詰まっている人なら、素直にカッコいい、と思える
パッと見は強そうに見えないし、実際の戦闘力も見た目通りなんだろう
けれど、自分の患者を守るためなら、正しい勇気を持って立ち向かう事が出来る強さが、直江さんにはある
改めて、惚れ直したのは私や他のファンだけでなく、絵留札さんもだろう
どうにも、私は、この手の作品を、ついつい、ラブコメ目線で読んでしまう
今現在、週刊少年サンデーで大好評連載中の、『魔王城でおやすみ』も、スヤリス姫×魔王様を楽しみにして、読んでしまっている
この距離感や相関図も楽しんでいきたい、と思う反面、もっと、ラブの要素を、と願ってしまう
ただ、直江さんと入れ替わりたい、とは思わない
女性陣を痩せさせるのに苦労するってのもあるが、時たま、彼女らの起こすやらかしで、ヒドい目に遭っているからである
この（４）でも、直江さんは黒枝さんが作った、特殊なドリンクで、ショタ化した上、リバウンドで衣服が破れる、と言う悲惨な目に遭っている
毎度、トラブルに巻き込まれる直江さんと入れ替わりたい、と望むほど、私はＭじゃない

既に結構、多様なモン娘が登場しているので、これから、増員されるか、は微妙だ
ゴーレム系やゴースト系だと、基本的な設定である、やや肥満が成立させ辛いから、やはり、大江田さんのように、親族を出していくパターンになるのかな
それはそれで大歓迎なんだが、欲張りな私としちゃ、新しいモン娘を、と望んでしまう
体型云々はさておき、メデューサやアラクネなど出たら、嬉しい
個人的には、（５）で、直江さんと含蛇様の絡みが増えて欲しいな、と思う
直江さんが蛇系を苦手としているのは承知だ
しかし、いつまでも、苦手なものを苦手としたままでは、良くないのではないか
やはり、ここは、若干のショック療法になってしまってもいいから、直江さんと含蛇様を、積極的に接触させるべきだ
セクシーさは、今でも十分だから、ストーリーがガタつくくらいなら、濃くしなくても良い、と思う

この台詞を引用に選んだのは、情けなさしかないにしろ、間違ってはいないな、と素直に感心したので
地道に、ちょっとずつ、は何に於いても大事だ
努力は望む結果には繋がらなかったけど、良い頑張りだった、と私は思う
せめて、安らかに眠れ、烏賊の王よ・・・クラーケンっ娘もアリだな
「ふふふ・・・愚か者どもを追い出すには、小さい嫌がらせをコツコツと・・・いかに積み重ねるか、がキモ・・・！」（ｂｙクラーケン）

2019/03/24

ダイエット要素が今回は少な目。その分今まで登場したキャラクターがたくさん出てきてくれたので良かったです。
『元祖喫茶セイレーン』、何かと思ったら一巻のおまけマンガでしたか。