本屋さんで待ちあわせ だいわ文庫

三浦しをん(著者)

• 販売会社／発売会社: 大和書房
• 発売年月日: 2019/02/09
• JAN: 9784479307419

商品レビュー

2025/01/29

自身も小説家で、それ以上に本の虫。
読める活字はなんでも読み尽くす系の方なのでしょうか。読書欲にムラがある自分からするととても尊敬してしまう。
さらに興味の範囲の広さと深度の深さが常人では考えられないほど凄まじい。
ここに書かれている本の何倍もの読書をされているのでしょうが、その中からここまで熱く語れる作品をたっぷり紹介してもらい、次の読書へのモチベーションが上がった！

2024/11/18

小説は、読んだことはあったけど、エッセイは、初めてです。正しくは、エッセイではなく、書評集でしたが。本を紹介している本が好きなので、今回も読む前からワクワクしていました。（こちらの感想で知ることができました、ありがとうございます）
書評集というと小難しい印象を持ちますが、むしろ正反対で、とってもわかりやすく、ユーモア持って紹介してくれています。隣で話しかけられているような気分で読み進めることができました。
おかげで、太宰治や中島敦も身構えずに読めそうです。文章も洗練されていて、本に対する熱い想いが伝わってきました。
今まで、読んだことがないジャンルの本にも挑戦したくなりました。
そして、三浦さんの小説、エッセイが読みたいです。

2024/11/05

いや～ 多岐に渡る本を、全て熱く語り尽くす。
その熱量がすごい。
私にとって、今まで興味のなかった分野まで、ちょっと覗いてみたくなるほどに。

しをんさんは『本を読めば人格が磨かれ、知識が深まり、情緒が豊かになるかというと、そうでもないことは我が身で検証済みだ』という。
正しくその通りだなぁと思う。

そして『本は記憶であり、記録であり、ここではないどこかへ通じる道である』
『本は求めるものの呼びかけに必ず応えてくれるだろう』という。
これもまた正しくその通りだと思う。

『情熱に満ちた本との出会いはいつでも、情熱を持った読み手に導かれ生じる』

皆さまの評価と感想で、素敵な本との出会いがたくさんあります。

ブクログでの皆さまの熱い心に感謝。