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モップの精は深夜に現れる 実業之日本社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 実業之日本社 |
発売年月日 | 2019/02/07 |
JAN | 9784408554648 |
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モップの精は深夜に現れる
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
オフィスで起こる謎を凄腕清掃人キリコが解決する短編ミステリ。 登場人物達の感情が切ないほど伝わってくる。他シリーズも楽しみ。
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キリコシリーズ第2弾。 今回は、大介と結婚をした後のキリコ。 掲載ストーリーは、なんだか読了感の悪いものばかりな気がする。 キリコは、いつも通りなのだが、事件の起こる背景と理由が、読了感の悪いものばかり。 「そんなこと!?」「それは、あなたの考えがおかしい」そんなことばかりで。...
キリコシリーズ第2弾。 今回は、大介と結婚をした後のキリコ。 掲載ストーリーは、なんだか読了感の悪いものばかりな気がする。 キリコは、いつも通りなのだが、事件の起こる背景と理由が、読了感の悪いものばかり。 「そんなこと!?」「それは、あなたの考えがおかしい」そんなことばかりで。。 ついでに最終章は、「女は家族の面倒を見るべきである」という価値観が全面に出ていて、イラッとする。 あとがきを読むと、これが書かれたのは、2005年らしい。 あとがきには、「こんな体質が古い!と思うような世の中になっていてほしい」という旨のことが書かれていたが、残念ながら、18年経った今でも、この価値観は既存で生きている。 残念すぎるな。。。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
目次 ・悪い芽 ・鍵のない扉 ・オーバー・ザ・レインボウ ・きみに会いたいと思うこと 最初の話『悪い芽』も読後感がよろしくはなかった。 「駄目な人間は、いくら管理して教育しても無駄だよ」 「自分には人を振り分ける権利があると思っているのかしら」 いるよね、こういう人。 自分は一段上にいると勘違いしている人。 そして、自分の感覚・意見が絶対正しいと信じて疑わない人。 その自信はどこから来るのだろう。 少し分けていただきたい。 しかし『鍵のない扉』と『オーバー・ザ・レインボウ』は駄目だ。 「死ねばいいのに」と思うのと、「死ぬかもしれないことをやる」のは全然違う。 『鍵のない扉』は、それっほっちの理由でそんなことする?って思う。 未必の故意かもしれないけれど、製薬会社の広報誌を作っているような人が、アレルギーについて知らないわけがない。 『オーバー・ザ・レインボウ』もなぜそっちに舵を切ったのか? 不都合な存在は目の前からいなくなればいいって、あまりにも短絡的。 そしてそんな会社に残って夢をかなえようとする気持ちもわからん。 と、文句を言いながらも読んでしまう。 キリコのキャラクターがいいんだなあ。 ”相手に自分の考えを押しつけるのではなく、自分が考えを曲げて相手に従うのではなく、それ以外の解決法を見つけている。” 服装は奇天烈でも、中身は大人だよね。
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