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脱藩さむらい 蜜柑の櫛 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2019/02/06 |
JAN | 9784094066067 |
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脱藩さむらい 蜜柑の櫛
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脱藩さむらい 蜜柑の櫛
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
義弟を討つという辛い命令を実行した香坂は、解放されずに益々酷い藩からの命令が続く。 藩の重役の面目のためだけに、全く藩に関係無い人々を辻斬りのように殺めて行く。その中でも趣味の釣りを通して孤児達や長屋の住人達との触れ合いがホッとさせる。 郷里の妻に蜜柑の櫛を内緒で送ることができ、...
義弟を討つという辛い命令を実行した香坂は、解放されずに益々酷い藩からの命令が続く。 藩の重役の面目のためだけに、全く藩に関係無い人々を辻斬りのように殺めて行く。その中でも趣味の釣りを通して孤児達や長屋の住人達との触れ合いがホッとさせる。 郷里の妻に蜜柑の櫛を内緒で送ることができ、多少とも立場が好転したことが救い。 どのように苦境を脱するか、次が読みたくなってきた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
金子成人さんの「ごんげん長屋」が面白いので、別のシリーズも読み始めました。生憎、№2が先に届きましたがw。「蜜柑の櫛」、脱藩さむらい№2、2019.2発行。石見石州を脱藩し、その代わりに、江戸で藩のために藩の悪人を征伐する仕事を強制させられている香坂又十郎の物語。強制の仕事は嫌だけど、神田「源七店」で気ままな暮らし。長屋の住人たちとの楽しい付き合いや身寄りのない5人の子供たちの世話、釣りとその料理などが楽しい。石見に残した妻、万寿栄との再会はいつ叶うのか!
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国元の妻や親戚の命にも関わると脅かされて、なおも江戸屋敷目付、嶋尾久作の手先となって暗殺などをすることが重なる。 が、しかし香坂又十郎は、機会を探っていた。 言いなりになっていたのでは、義理の弟、数馬に申し訳がたたない。真相を探ろうと密かに動き出す。 密偵を何人も雇う嶋尾に気...
国元の妻や親戚の命にも関わると脅かされて、なおも江戸屋敷目付、嶋尾久作の手先となって暗殺などをすることが重なる。 が、しかし香坂又十郎は、機会を探っていた。 言いなりになっていたのでは、義理の弟、数馬に申し訳がたたない。真相を探ろうと密かに動き出す。 密偵を何人も雇う嶋尾に気取られてはならない。 その緻密な話の運びが実にうまい!
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