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年収300万円時代を生き抜く経済学 増補版 雇用大崩壊!自分らしい生活を送るために
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年収300万円時代を生き抜く経済学 増補版 雇用大崩壊!自分らしい生活を送るために

森永卓郎(著者)

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年収300万円時代を生き抜く経済学 増補版 雇用大崩壊!自分らしい生活を送るために

定価 ¥1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ゴマブックス
発売年月日 2019/02/04
JAN 9784814920389

年収300万円時代を生き抜く経済学 増補版

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商品レビュー

3.7

4件のお客様レビュー

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2024/04/11

この本の筆者である森永氏は、最近立て続けに面白い内容の本を出版されていて、それらも興味深く読ませてもらっています。様々な場所で「日本はもう貧乏国になった」と聞くことが多くなり寂しい限りですが、そのような状況になると予言した人が、この森永氏でした。 この本の初版は「前書き」に記さ...

この本の筆者である森永氏は、最近立て続けに面白い内容の本を出版されていて、それらも興味深く読ませてもらっています。様々な場所で「日本はもう貧乏国になった」と聞くことが多くなり寂しい限りですが、そのような状況になると予言した人が、この森永氏でした。 この本の初版は「前書き」に記されているように、2003年で、生産年齢人口の減少が始まったものの、まだまだ日本経済が元気な頃でした。仕事は忙しかったものの、年収も順調に増えていっていた私には「年収300万年」というのは、想像しづらいものでした。 当時私は「年収300万円」は不幸なことと思っていましたが、森永氏が言いたかったことは、これからは多くの人がそのような環境で生活していく必要があり、その中で如何に自分らしくく生きていくことの重要性を述べてたかったのだ、と徐々に理解できるようになりました。 2003年当時に読んだ記憶はありますが、その時はレビューを書いていなかったので、今回改めて読んで多くの気づきを得ました。今後の生活に活かしていきたいと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・日本はなぜこんなに転落してしまったのか、それは小泉構造改革による影響が大きい、最も日本経済を弱体化させたのが、不良債権処理である。この実態は、単なる土地価格の担保割れに過ぎない(p18) ・不公平な消費税などは無くしてしまい、むしろ法人税や所得税をあげたほうがいいい、日銀は年間80兆円ベースで国債を買っている、つまり、年間80兆円、通貨発行益が出ている。その1割、たった8兆円を消費税減税に回すだけで、消費税を8%から5%に下げられる(p25) ・どの生き方を選ぶかは、あなた次第だが、私にとっては「アーティスト」が一番魅力的な生き方に思える。(p29) ・大企業から高い金地を取れば良いという考え方もあるが、実現性はない。社債発行で資金調達ができるから直接金融に流れる(p55) ・物価というのは、供給コストの積み上げである、1)人件費、2)企業利益、3)原材料費の合計である、原材料費は、国内人件費と利益、輸入に分解されるから、結局、1)賃金、2)利益、3)輸入価格から構成される。(p60) ・今後の日本社会は「所得の三層構造化」が現実となる、1)1億円以上稼ぐ一部の金持ち、2)年収300−400万円位の世界標準のサラリーマン、3)100万円台のフリーター(p112)マンションで言うと、空室率が30%を超えると急速にスラム化が進む、高級住宅地とスラムに分かれることになる(p119) ・転職して成功するのは、転職前の会社で実績を上げられた人だけである、今の会社で芽が出ないのなら、次は仕事を替えてみようという安易な発想でうまくいくはずがない。20代のうちなら転職してもいいだろう、収入は期待できなくても楽しい仕事を選択すべき(p125) ・サラリーマンにとって何が売り物になるか、資格でも英会話でもない、仕事の中で積み重ねられてきたキャリア、実務能力である(p126)転職を成功させている人たちに共通しているのは、特定分野に幅広い知識と経験を持ち、しかも対人交渉能力と変化への柔軟な対応力を持っている者(p149) ・経済が良くなるには4つの要因がある、1)消費者が増える、2)設備投資が活発になる、3)人手不足で大手企業が採用を増やす、4)仕事の効率が上がる(p157) ・年休はレジャーのためだけにあるのではない、家族との絆を強める、地域活動、ボランティア、仕事の以外の生活の充実に役立てるべき。一番お勧めするのは、ゆったりとリフレッシュするのと同時に、自分自身への投資に使うべきである(p158)会社以外に一生付き合っていけるライフワークを見つけておくことは、老後を豊かに生きるためにも、豊かな人生を送るためにの不可欠である(p159) ・資産管理として一番良いのは、デフレの時は流動性の高い資産を抱えておいて(現金)インフレ経済への転換が確認された時、不動産や株式に乗り換えること(p166) ・老後生活のために本当に準備しなければならないのは、生涯自分が活躍することのできる場である、会社との縁は定年とともに切れる。老後生活のためにお金を準備する余湯があるのなら、老後の生きがい作りのために投資したほうがマシである(p171)必要なのはドリーム(夢)でなく、タスク(課題)である、夢(いつかできたらいいね)は、永遠に実現しないし、いざやってみたら思っていたのと違っていたと言うことも多い(p172) 2023年12月23日読了 2024年4月9日作成

Posted by ブクログ

2020/05/06

烏兎の庭 第一部 4.23.03 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/diary/d0304.html#0423

Posted by ブクログ

2020/02/08

2003年に出た本のリニューアル版。 基本的には、2003年当時に森永さんが予想していた方向に、経済は動いたように思います。 政府の方針(金融緩和など)の結果、金持ちはより金持ちに、貧乏人はより貧乏に、その結果、経済格差が拡大し、平均年収は減少する、という方向に。 このよ...

2003年に出た本のリニューアル版。 基本的には、2003年当時に森永さんが予想していた方向に、経済は動いたように思います。 政府の方針(金融緩和など)の結果、金持ちはより金持ちに、貧乏人はより貧乏に、その結果、経済格差が拡大し、平均年収は減少する、という方向に。 このような方向に動いたのは、政府の方針だけではなく、企業がより、売上や収支といった数字を重視するようになった影響もあるようですが。 森永さんは、そういった中でも、心豊かに過ごす方法はある、ということで、そのための方法を提案していましたが、実際には、年収が減ると、閉塞感が世の中を覆うため、心豊かに過ごすのは、難しいように思います。 とはいえ、この本には、自分らしく豊かに生きるためのヒントがたくさん書かれているので、それらをうまく取り入れながら、これからの生活を、より楽しくしてきたいと思います。

Posted by ブクログ

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