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木曜日の子ども

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2019/01/31 |
JAN | 9784041028322 |


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商品レビュー
3.3
117件のお客様レビュー
クラスという社会で虐げられた「こっち側」の人間たちを、「木曜日の子ども達」と総称して、彼らが忌み嫌う世界を終わらせていく物語。誰も死にたくなんかない。ただ、世界を壊すためだったら、死ぬことを恐れる気持ちも失せる。そんな理解し難い話も、この物語を通してなら、スッと理解できる、気がし...
クラスという社会で虐げられた「こっち側」の人間たちを、「木曜日の子ども達」と総称して、彼らが忌み嫌う世界を終わらせていく物語。誰も死にたくなんかない。ただ、世界を壊すためだったら、死ぬことを恐れる気持ちも失せる。そんな理解し難い話も、この物語を通してなら、スッと理解できる、気がした。中学校の教室で死人を出した犯人は、「こっち側」の人間からすれば、ヒーローや神様になり得る。それに憧れ、追随してしまう者たちを聖者として、また認められる存在になってしまうんだと感じた。最後、あれだけ作中で「木曜日の子ども達」と言われていたが、タイトルは「木曜日の子ども」。「こっち側」の世界と、木曜日の子ども達の思いを教えてくれる重松清さんは、少し希望を見出せる終わり方をしてくれた。さすがです。父親になるのは、簡単なことではない。
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ありそうなシチュエーションから始まるからどんどん引き込まれていくが、ちょっと理解に苦しむ。 大事なメッセージを受け取ったものの、ちょっと壮大すぎる…
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まず、表紙に驚きます。 これ、重松清さんの本だよね? 重松清さんの本は心温まるものしか読んだことがなかったので、まずそこに驚きます。 物語の核となるのは7年前に中学二年生の男子が起こした給食への毒物混入事件。クラス全員を巻き込むもので、死者は9人。少年だった犯人の上田が7年後にこ...
まず、表紙に驚きます。 これ、重松清さんの本だよね? 重松清さんの本は心温まるものしか読んだことがなかったので、まずそこに驚きます。 物語の核となるのは7年前に中学二年生の男子が起こした給食への毒物混入事件。クラス全員を巻き込むもので、死者は9人。少年だった犯人の上田が7年後にこの街に戻って来た、という噂が広まり物語はまた動き始めます。 正直言って、理解できず混乱しました。でも、中学二年生の男子・晴彦の母と結婚した清水も同じように混乱しています。継父ではなくても、血のつながりのある親子だって分かり合えないよ、分かったつもりでいても本当は分かっていないんだよ、という重松清さんからのメッセージの一冊かな、と思いました。 いじめを受けている子ども、自殺願望のある子ども、深く悩んでいる子ども、その子ども達の頭の中、心の中は決して大人には分からない。だから分かった風な顔で寄り添ってみても全く見当違いなんだよ、と。 読者の年代によって、かなり印象の変わる物語なのだと思います。中学生は晴彦目線で読むのかもしれません。 重松清さんは、親の苦しみも子どもの苦しみも描いてくれたのかな?と思います。たとえ理解できなくとも、お互い苦しんでいるんだよと。
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