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世界不死計画
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世界不死計画

フレデリック・ベグベデ(著者), 中村佳子(訳者)

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世界不死計画

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2019/01/26
JAN 9784309207650

世界不死計画

¥385

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2020/02/01

・過剰に細かい固有名詞を乱用してくる感じ、何かに似ている。 ウィキペディア?中高生向けライトノベル?? 衒学的な感じではない。 嫌いじゃない。 ・「死に際の信仰心には恐れと思い出が入り混じっている」(149ページ) 聖墳墓教会を廻るシーンから。 洗礼を受けても信仰心のない大人...

・過剰に細かい固有名詞を乱用してくる感じ、何かに似ている。 ウィキペディア?中高生向けライトノベル?? 衒学的な感じではない。 嫌いじゃない。 ・「死に際の信仰心には恐れと思い出が入り混じっている」(149ページ) 聖墳墓教会を廻るシーンから。 洗礼を受けても信仰心のない大人は沢山いる。 そういった人たちが歳をとってから信仰心を取り戻すのは、 子どものころに受けた教理教育を思い出すからではないか。 老人の信仰心はノスタルジーに支えている。って指摘。 自分は若いので想像がつかないが、説得力のある指摘だった。 信仰に限らず、歳を取っても同じコンテンツを愛し続けること、あるいは歳をとってから若いころ流行ったコンテンツが好きになることの理由には、単に新しい刺激の習得に大きなエネルギーが要るからだけではなくて、刺激体験自体が刺激を受けた当時の生活や人間関係まで含めた広い経験と紐づけられているからなんだなと。 長すぎた。 つまり人は生活しながら習得する。 経験が嗜好を条件づける。 ・「なぜ寿命の延長よりも老化の防止にこだわるのですか」 「なぜなら、お客様である人間のほとんどが既に市場に生まれてしまっているからです」 わろた ・訳者あとがきでは、虚実入り混じった感じは『テオの旅』や『ソフィーの世界』に似ているとされている。 『ソフィーの世界』の最新延命医療版が本書。 『テオの旅』は未読なので読んでみたい。

Posted by ブクログ

2019/03/15

図書館の新刊コーナーに並んでいたところをタイトルに惹かれ、レンタル。 人類補完計画的なイメージで考えてだけども、ちょっと違った笑。 直訳すると『終わりなき生』。 不死を求めて、50代のテレビ司会者が奔走し、不死研究の第一人者にインタビューしていく半ノンフィクションなSF。 ...

図書館の新刊コーナーに並んでいたところをタイトルに惹かれ、レンタル。 人類補完計画的なイメージで考えてだけども、ちょっと違った笑。 直訳すると『終わりなき生』。 不死を求めて、50代のテレビ司会者が奔走し、不死研究の第一人者にインタビューしていく半ノンフィクションなSF。 割と生への固執が強い人間としてものすごい共感できるお話。 ちょっとオチはもっと突き詰めて欲しかった感は否めないけど、奔走ぶりが最高。 フランス人作家にも関わらず、山中教授や、ロボットのペッパー、宮崎駿などお馴染みの名前が出てくるのが面白い。 むしろ作中で日本に来て欲しかった笑。

Posted by ブクログ

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