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月虹の夜市 日本橋船宿あやかし話
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月虹の夜市 日本橋船宿あやかし話

折口真喜子(著者)

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月虹の夜市 日本橋船宿あやかし話

定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2019/01/21
JAN 9784488027957

月虹の夜市

¥220

商品レビュー

3.2

7件のお客様レビュー

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2024/06/23

「日本橋船宿あやかし」シリーズの第二弾。 見えないものが見える、船宿「若狭屋」の女将、お涼の 不思議話なのだが、今作は、お涼本人にまつわる 物語もあるのだが、お涼のルーツにかかわる、ストーリーがメインかもしれない。 父親、甚八や、そして母親の志乃の「力」がわかるにつれ、 前作...

「日本橋船宿あやかし」シリーズの第二弾。 見えないものが見える、船宿「若狭屋」の女将、お涼の 不思議話なのだが、今作は、お涼本人にまつわる 物語もあるのだが、お涼のルーツにかかわる、ストーリーがメインかもしれない。 父親、甚八や、そして母親の志乃の「力」がわかるにつれ、 前作の不思議話に納得がいく筋立てになっている。 見えないものが見えたり、障りがあったりするのは、 つらいことなのかもしれないが、ちっとも、辛さを 感じない、むしろ、うらやましいぐらいに思える。 とっても、生き生きとして明るく、温かみを感じるのは、 悪意のあるあやかしが出てこないせいか。 いずれにしろ、静かに染み入ってくる作品である。

Posted by ブクログ

2023/02/08

船宿あやかし第二弾です。 前作は女将・お涼が見えないものが見えてしまう 不思議な者を呼び寄せる…という短編で、あまり お涼の事を深く掘り下げず何故?というモヤモヤが残って今一つかなぁと思った。 今作はお涼や父親の過去を振り返る短編で、色々な疑問が解消された一冊でした_φ(・_・...

船宿あやかし第二弾です。 前作は女将・お涼が見えないものが見えてしまう 不思議な者を呼び寄せる…という短編で、あまり お涼の事を深く掘り下げず何故?というモヤモヤが残って今一つかなぁと思った。 今作はお涼や父親の過去を振り返る短編で、色々な疑問が解消された一冊でした_φ(・_・ なるほどスッキリ♪ ちょっと面白くなってきました! 続きあるのかなぁ?

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2023/02/04

シリーズ第二弾。 船宿〈若狭屋〉を舞台に描くちょっぴり不思議な人情噺・八話が収録されています。 前作同様、“連作”ではあるのですが、時系列ではなくて、第四話までは〈若狭屋〉の女将・お涼メインの話。第五話以降は過去の話という構成になっております。 イメージ的には第四話までが本編、...

シリーズ第二弾。 船宿〈若狭屋〉を舞台に描くちょっぴり不思議な人情噺・八話が収録されています。 前作同様、“連作”ではあるのですが、時系列ではなくて、第四話までは〈若狭屋〉の女将・お涼メインの話。第五話以降は過去の話という構成になっております。 イメージ的には第四話までが本編、第五話以降はスピンオフみたいな感じですかね。 今回は、お涼の父・甚八の両親の話まで遡っており、家族のルーツを辿るように、本編との繋がりを楽しむことができました。 第六話「痣」は、甚八の育ての親的な存在だったお慶さんの人柄にジーンとくる話で、甚八と小春の馴れ初めも良かったです。 そして、第二話「約束」ではお涼と吉弥との甘酸っぱいエピソードが書かれていましたが、前作で少女の頃、“猿田彦様”と祝言を挙げた(挙げさせられた)お涼だけに、“神様の旦那さん”の嫉妬がちょっと怖かったです。 ただ、それに動じない吉弥が頼もしく、二人が再会できる日がくると良いなと思いました。 あと、第四話「月を蔵す」の菊江さんも幸せになってほしいですね。 第三弾はあるのかな・・是非お待ちしております~。

Posted by ブクログ