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白い標的 南アルプス山岳救助隊K-9 ハルキ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2019/01/11 |
JAN | 9784758442268 |
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白い標的
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
<南アルプス山岳救助隊K-9>シリーズの7冊目。 今回は北岳の警備派出署が閉鎖されている1月に起こったお話。 甲府市内の宝石店を襲撃した強盗犯が拳銃を所持したまま何故か(その理由は読者には分かっているが)北岳へと逃走し、それを追う県警の刑事は南アルプス山岳救助隊に応援を要請。夏...
<南アルプス山岳救助隊K-9>シリーズの7冊目。 今回は北岳の警備派出署が閉鎖されている1月に起こったお話。 甲府市内の宝石店を襲撃した強盗犯が拳銃を所持したまま何故か(その理由は読者には分かっているが)北岳へと逃走し、それを追う県警の刑事は南アルプス山岳救助隊に応援を要請。夏実と静奈、2頭の救助犬が選抜される。 と簡単に書いたけど、ここまでに230頁費やし、犯人グループが犯行に至った経緯、逃走・追跡とその挙句の発砲、事件とは関わりのない北岳の中の単独行や学生二人組の登山の様子などがじっくりと描かれる。 場面はパキパキ切り替わっていくし、クライミングの様子には手に汗握り、追跡劇と警官への発砲というひと山もあってサクサク読めるが、事件を追う展開としてはややじれったいところも。 だが、極寒の北岳に入ってからは波乱万丈で危機一髪の連続。遭難者の救助、犯人との思わぬ遭遇、何度かの発砲、高山病、迫りくる雪崩、宝石を巡る諍いと、えぇ~そんな…、こんなのあり…、という場面が次々続いて、もうドキドキ。 怪我人病人が累々とする中で、今回も静奈、カッコいい。少ししか出番はないがしっかりおいしいところをさらっていく納富パイロットも流石。 一方、夏実はと言えば危ない目ばかりにあって、ちょっと可哀そう。たまには彼女にもスカッとした立ち回りをさせて欲しいな。 発行順に読めてなくて、夏実が堂島を背負って山を下った話はまた後に読むことになるのかと思っていたが、解説を読むと「ハルカの空」の「NO WAY OUT」で既に読んでいたのだった。
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甲府市内で宝石店強盗が起こる。主犯格の一人が自責の念で宝石を持って妻と登った北岳で自殺をする。共犯二人は主犯格を追いかけ北岳に入るが、県警や山岳救助隊も追う。学生の遭難者に遭遇し犯人追跡と救助に手に汗握る展開。救助隊員の夏実は何度も危険な局面に遭う。深町も撃たれたりとどうなるのか...
甲府市内で宝石店強盗が起こる。主犯格の一人が自責の念で宝石を持って妻と登った北岳で自殺をする。共犯二人は主犯格を追いかけ北岳に入るが、県警や山岳救助隊も追う。学生の遭難者に遭遇し犯人追跡と救助に手に汗握る展開。救助隊員の夏実は何度も危険な局面に遭う。深町も撃たれたりとどうなるのかと思ってしまう。救助犬のメイとバロンの活躍が頼もしい。当たり前だが賢い犬だ。冬山の情景を過酷に表現した山岳小説として、そして警察小説としても存分に楽しめた。500ページ近い長編だがスピーディーな展開にページをめくり続けた。
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山岳救助隊シリーズ。 今回は甲府市内で起きた宝石強盗殺傷事件の犯人が雪の北岳へと向かい、警察官として関わった夏実が、救助隊として雪山で困難に立ち向かうような感じで、またハラハラさせられます。 とても引き込まれるのですが、事件性の強いストーリーが続くので、そろそろ山岳色が恋しくなっ...
山岳救助隊シリーズ。 今回は甲府市内で起きた宝石強盗殺傷事件の犯人が雪の北岳へと向かい、警察官として関わった夏実が、救助隊として雪山で困難に立ち向かうような感じで、またハラハラさせられます。 とても引き込まれるのですが、事件性の強いストーリーが続くので、そろそろ山岳色が恋しくなってきました。
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