青炎の剣士 紐結びの魔道師 3

乾石智子(著者)

• 販売会社／発売会社: 東京創元社
• 発売年月日: 2019/01/12
• JAN: 9784488027841

商品レビュー

2024/08/02

リクエンシスのキャラもあり、明るく爽やかに終わる。
主要キャラはみんな個性的だが、どこかまじめで上品。安心して（？）読める。
そして地味。木の根の魔法は結構派手だが、本人が仰々しいと思っているあたり好感度高い。可愛い。
上手なファンタジーは、皆との別れが惜しく、読み終わるのが悲しい。
ダンダン可愛い。

2019/12/25

いやあ、面白かった。乾石節堪能しました。
シリーズ読んだのだいぶ前だったのでちょっと前の話どうだったかなーっとか思いつつ読み始めたんだけど、
エンスとトウーラのラブラブ具合とかユースの元気な感じとかリコの騒がしくて憎めない感じとか読んでるうちに
黒い逆恨み甚だしい魔術師との攻防やライオディネスの語る夢や、なんかおっきくなってくダンダンの様子とか、
楽しくて夢中になってよめた。
いやあ、いいクリスマスだわ。
ほんっとどんな逆恨みだよっとツッコミしかない、イスリルの魔術師でしたが、一歩間違えば、というのがどこかあるのが人の哀しいとこよね。
エミラーダさんの予言にちょっとビビったけど、
１つの命が失われなくて、よかったーーーーー。
ラストのダンダン戻る、も楽しい。
着地直前にちっさくなったりしそう笑。
歴史が壮大すぎて、よんでるシリーズの相関関係がイマイチ把握できてないんだが、まあひとつひとつの物語が面白いので、それでいいのだ。

2019/04/11

紐結びの魔道師三部作・完結。

なかなか手強い（というか、しつこい）イスリルの魔道師を撃退しながら、事態の収拾と解放に向けて進み続けるエンス達一行。
仲間達各々が、自らの役割をこなしていて、本当良いチームになったなぁと感慨深いものがあります。
希望にあふれたラストも素敵で、是非メンバーそれぞれの後日談が読みたいです。
（エンスや、ユースのその後の話も勿論ですが、大好きなダンダンの話も読みたいです。“ダンダンの冒険”的な・・。）