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五条雪彦の新説な美術史 諸説あります。 富士見L文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2019/01/15 |
JAN | 9784040729886 |
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五条雪彦の新説な美術史 諸説あります。
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
美術史の准教授の雪彦と幼馴染みで心理学を学ぶ大学院生の雨音。学んでいるジャンルは全く違うけれど、2人が絵画について議論しているところを見るのは面白い。雪彦も言っていたけれど、先入観がないことがいい方向に導いているのかも。と思えた。曖昧で焦れったくも思える2人の関係だけど、このまま...
美術史の准教授の雪彦と幼馴染みで心理学を学ぶ大学院生の雨音。学んでいるジャンルは全く違うけれど、2人が絵画について議論しているところを見るのは面白い。雪彦も言っていたけれど、先入観がないことがいい方向に導いているのかも。と思えた。曖昧で焦れったくも思える2人の関係だけど、このままでも居心地がよさそうだから、もう少し見ていたい気もした。
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※このレビューにはネタバレを含みます
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」や、ベラスケスの「ラス・メニーナス」などの有名絵画を、美術の専門家の准教授と、彼の幼なじみだけど美術に関しては門外漢、専門の心理学の分野から疑問点を投げかける助手の女性が、それぞれの専門分野から新しい解釈を作り上げていくというのはユニークで興味深かったです。 その解釈自体もユニークで、そういう見方もできるのかと驚きつつも楽しめました。 「最後の晩餐」なんかは特に解釈面白かったなあ。 一方で、大学内の揉め事や助手の彼女の身辺に起こったトラブルを解決していくミステリとしても面白かったです。 大ピンチを迎えていたラストがものの見事に大どんでん返しでスッキリできたのもかポイントが高い。 ちゃんと認めてくれる人たちがいたことは、きっとこれからの彼女の支えになるはず。 准教授に惚れてるからこそ立場に困っていた彼女に最後には色々な意味でご褒美ありましたし。 ただ、彼の気持ちがライクかラブかは判断つかなかったので、はっきりするまで見たいなと思います。 有名絵画の新しい解釈も楽しみたいですし、続編あればいいなと切に思います。
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