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愛がしたたる一皿を ショコラ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 心交社 |
発売年月日 | 2019/01/10 |
JAN | 9784778126353 |
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愛がしたたる一皿を
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
フードライター×フレンチシェフ。 ものすごく気になって購入した作品なんですが、これまで読んできたBLとはまた一線を画す作品で、ずっと、なんか怖い…でも続きが気になる…あぁでも怖い…って気持ちを抱きながら読み進めてました。 母が殺されて食べられたとか、食事に血を落としたとか、もう...
フードライター×フレンチシェフ。 ものすごく気になって購入した作品なんですが、これまで読んできたBLとはまた一線を画す作品で、ずっと、なんか怖い…でも続きが気になる…あぁでも怖い…って気持ちを抱きながら読み進めてました。 母が殺されて食べられたとか、食事に血を落としたとか、もうあらすじから狂気ですよね(^_^;) かなり大きな地雷がありますので先に書きますが、カニバリズム、動物を締める、解体する場面が出てきます⚠ 個人的には目を背けるほどの露骨な表現ではないと思いますが、感じ方は人それぞれなので。 もうこのあらすじで、何が起きるか分からない怖さが作中ずっと付き纏います>< 攻に対してのみ接触嫌悪が軽減してきた受の言動がまた、予想外にエロいし仄暗い。 そしてラスト…、攻の行動とモノローグが何とも言えず、得も言われぬ秀逸さでした。
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▼あらすじ フレンチシェフの水崎には、十代の頃、母が殺人鬼に食われたという凄惨な過去があり、そのせいで人との接触が苦手だ。ある日、水崎は新規の客に自分の血が入ったソースを出すという最悪の失敗を犯す。だがその客、フードライターの桐谷は料理を大絶賛した。優雅だが強引に距離を詰めてくる桐谷を、苦手にも好ましくも感じる水崎だったが、彼が例のソースの「隠し味」――水崎の血の味に魅せられていることを知り……。 *** ストーリーの完全度:やや高い トーン:ダーク・シリアス(高) エロ度:高い 萌え度:低い 総合評価:★3.0 葛西リカコ先生の表紙に惹かれて購入したこちらの作品。 最初にあらすじを読んだ時は吸血鬼系のお話なのかな?と思いワクワクしていたのですが、いざ蓋を開けてみたらそういったファンタジー要素は一切なく、ただただ病みBLでした…(笑) そりゃあ、受けの母親が殺人鬼に食われたという衝撃的過ぎる設定からして多少のシリアスは覚悟していましたが、それにしてもダーク過ぎる…。 メリバ・共依存・エログロ・カニバ、何でもござれな闇の腐女子には全力で勧められる作品ですが、私のようなあまあまハッピーラブコメを好む生粋の光の腐女子にはちょっとしんどい描写が多くて途中で読むのをやめようか迷う程でした。 特に鹿の屠殺シーンは悪い意味で印象に残ってしまって、夢に出そうだな…と。文章力が高い作家さんなので、グロテスクなシーンは本当にキツいです。テンションだだ下がりでした。 あと、ごめんなさい。私にはこの作品の受けがどうしても受け入れられなかったです。 最初の方の受けは割と好きだったんですよ。心に傷を負いながらも料理にひたむきな様子は好感が持てましたし、シャイで恋に奥手なところも可愛いかったのですが、話が進むにつれてどんどん情緒不安定に…というかメンヘラ化してしまって。 この作者さんの描くエロシーンは想像力を掻き立てられる生々しさがあってそこは文句無しに良かったのですが、受けが暴力的なセックスを求めるようになってからは全く共感出来ず、どうしてこうなったと頭を抱えたくなりました…(^^;) 攻めに殺される自分の姿を思い浮かべて興奮したり、自分から腕を切って手料理に血を混ぜようとしたり、いくらなんでも性癖歪みすぎだろ…と。萌えないどころか引いてしまいました。 ただ、攻めは良かったです。最初は強引でちょっと怪しい感じでしたが、意外とギャップが多くて魅力を感じましたし、受けがぶっ飛んでる分、攻めは割と常識人で安心しました。(性癖もノーマルだし…今のところ…笑) 受けに対して始終あまあまなのも良かったです。これで攻めまでヤバい奴だったら最後まで読まずに途中で投げ出していたと思います(笑) だけど、攻めに対しても一つだけ不可解な点があって。最後のシーンはどういう意味なんだろうって。 受けの腕の傷口から出た血を舐めて「もったいない」って何?受けを美味しそうって言ったのはただの比喩だって説明してたのは一体何だったのか…と読み終わってからもスッキリせず、非常にモヤモヤしてしまいました(-_-;) 確かに文章力は高いですし、ちょっとしたサスペンス要素もあって読み応えも十分でしたが、残念ながら自分の趣味には合わず残念でした。 次は明るくハッピーなBL小説を読みたいと思います。
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