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1964年のジャイアント馬場 双葉文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2019/01/10 |
JAN | 9784575714777 |


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1964年のジャイアント馬場
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1964年のジャイアント馬場
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商品レビュー
4.4
8件のお客様レビュー
やっぱり「世界の」ジャイアント馬場!!!
2022年4月読了。 もう他の方のレビューで内容等については語られてるので、多くは省くが、'70年後半~'80年中頃位までがオンタイムで熱狂していた世代なので、これだけの質量共に充実した「馬場さんの本」に出逢えた事に感謝したい。 当時は、外人レスラ...
2022年4月読了。 もう他の方のレビューで内容等については語られてるので、多くは省くが、'70年後半~'80年中頃位までがオンタイムで熱狂していた世代なので、これだけの質量共に充実した「馬場さんの本」に出逢えた事に感謝したい。 当時は、外人レスラーが豊富な全日、猪木のストロングスタイルが華々しい新日、テレ東でヒッソリ放送され、余程の通か好みの方にしか愛されなかった国際(失礼)、の三つだった。 自分の関心は、全日から入って新日へ移り、業界全体が四分五裂状態に成る前に興味を失ったので、今の新日にも、PRIDE等の「格闘技」とやらにもあまり興味が無いので、テレビの前で手に汗握って見ていた頃の部分には、懐かしさと共に当時プロレスがいかに熱かったかを思い出させてくれた。 昔からプロモーターとしての馬場さんの有能さは聞いていたが、これ程生々しい話は初めてで、知らないことばかりだった。そして、プロレスラー独特の、自分の話を「盛って話す」所も、微笑ましさと懐かしさを強く感じた。 これは、故中島らもさんがミスター・ヒトと云うアメリカで活躍した日本人レスラーとの対談本『クマと闘ったヒト』を読んだ時に、「お金について、あざとくないレスラーは一人も居ない」と言うような話を聞いていたので、興味の有る方は是非お読みいただきたい。あのお二方共に結構キツい真実が語られておりますのでw。 最後に、自分がまだ幼い頃に読んだ『プロレス・スーパースター列伝』という漫画はほぼ全て嘘だと云う事がよ~く分かった。もう故人だけど、ヤったな梶原一騎ww!!!
左衛門佐
昨年ステイホーム月間に電子書籍で柳澤氏の「1976年のアントニオ猪木」と「1985年のクラッシュ・ギャルズ」を読み、この「1964年のジャイアント馬場」にも興味を抱いていたのですが今回やっと読むことが出来ました。 派手で話題に事欠かないアントニオ猪木に関する本は数多ありますが、そ...
昨年ステイホーム月間に電子書籍で柳澤氏の「1976年のアントニオ猪木」と「1985年のクラッシュ・ギャルズ」を読み、この「1964年のジャイアント馬場」にも興味を抱いていたのですが今回やっと読むことが出来ました。 派手で話題に事欠かないアントニオ猪木に関する本は数多ありますが、それと比べると数少ないジャイアント馬場の本は貴重。自分がプロレスを見出したのは76年のアタマあたりなので、リアルタイムで見ていたのは芸人にモノマネされてた頃の馬場さんで、この本を読むと全盛期を見たかったなぁと改めて思いました。 それにしても馬場さんが渡米した前後のアメプロの歴史が本当によく調べてあってとても勉強になりました。本当に柳澤氏の取材力と点を線にする構成力には感服します。 本人があまり語らない事もあり今ひとつ感情移入出来なかった人間馬場正平がより身近に感じられた一冊。
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よかった。すごい本だ。600P近くの大著だが1週間で一気に読んだ。 巨体ゆえに奇怪視された不遇と、それゆえにモルモンに入信した不遇の少年時代。プロ野球に入団するもこれも嫉妬(本著ではこれはある意味キーワードになっている)ゆえに1軍で活躍できず、大洋移籍直前の風呂場の怪我で野球生...
よかった。すごい本だ。600P近くの大著だが1週間で一気に読んだ。 巨体ゆえに奇怪視された不遇と、それゆえにモルモンに入信した不遇の少年時代。プロ野球に入団するもこれも嫉妬(本著ではこれはある意味キーワードになっている)ゆえに1軍で活躍できず、大洋移籍直前の風呂場の怪我で野球生活にピリオドを打つ。そしてプロレス入門。一貫しているのは馬場が単に巨体であるだけでなく運動神経に優れ、スポーツ万能であったという見解である。それゆえ、アメリカでも成功する。この本の白眉はアメリカでの実績の詳説だ。東郷をマネージャとした第1期、一旦帰国し、力道山死後フレッドアトキンスをマネージャとした第2期、ここまでの筆者の筆致は馬場に優しい、と同時に、NWA,WWWF、AWA世界戦連続挑戦を頂点としたこの時期(これこそこの著書のタイトルそのものだが)の過剰とも言えた成功が、その後の馬場の人生を狂わせたとも言えるかの筆致に変わっていく。日テレ丸抱えの全日本旗揚げ、サラリーマンプロレスの鶴田、と馬場への批判は手のひらを返したように厳しくなり、反面長州、天龍に加担するような筆致へと変わっていく。それを救ったのはターザン山本であり、かれのおかけで静かな晩年を迎える、という結論となっている。全日本以降の流れは些か主観が過剰になっているとも思えるが、そのスリルを含めて(おそらくこの辺りが筆者のリアルタイムな経験なのだろう)この大著を一気に読ませるモチベーションとなっている。「1976年のアントニオ猪木」なる前著があるようであるが、恐らく読み物としては語り尽くされた猪木伝より、少年時代、アメリカ遠征時代を含めて比較的謎の多かった馬場伝の方がミステリアスな魅力に満ちているはずである。脳下垂体の良性腫瘍による成長ホルモンの異常分泌という巨人体質の原因を明言したこと、70年代以降胸と腕が薄くなり(まだ30代のはずだが) 巨人症ゆえの早期老化が信仰していたことなどの明示も、アメリカ遠征の資料と並んで貴重だと思う。また「高橋本」以降の著書ゆえ、プロレスの「プラン」を公知の事実であることを前提にすべて記すことができたのは幸運、というか本著は存在し得なかっただろう。そうでなければアメリカ遠征を含めた馬場の成功も、その後の全日本のマッチメーキングの失態も、到底説明できず、本書のスリルは到底味わえなかったはずだ。
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