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Vintage and Evil
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杉本憲史(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 オルタナパブリッシング/星雲社
発売年月日 2018/12/26
JAN 9784434254956

Vintage and Evil

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2019/03/12

一見何の本か分からないかもしれないが、ヴィンテージ(古臭い音)とイーヴィル(邪悪)をテーマとした、メタル音楽のディスクガイド。 1967年の『The Doors』に始まり、2017年までのメタルおよびそれに連なる音楽が約800枚取り上げられている。 上述のThe Doorsが一...

一見何の本か分からないかもしれないが、ヴィンテージ(古臭い音)とイーヴィル(邪悪)をテーマとした、メタル音楽のディスクガイド。 1967年の『The Doors』に始まり、2017年までのメタルおよびそれに連なる音楽が約800枚取り上げられている。 上述のThe Doorsが一発目に掲載されている点もそうだが、多くのディスクガイドではまずBlack Sabbathありきなのに対し、本書のチョイスは非常に独自性があり楽しめる。 例えば、90年代におけるMetallicaの「最も優れた内容(異論は認める)」として、カヴァー集である『Garage Inc.』を挙げているのも面白い。 いわゆる名盤を紹介するガイド本ではないかもしれないが、主要なバンドの作品はある程度押さえてあるし、その上で他書ではまず取り上げられない作品が多数紹介されており、その情報量を鑑みるにかなりの労作である。 全面モノクロでカラーで見られないのが少々寂しいが、欠点らしい欠点はそれぐらい。 読み手を選ぶかもしれないが、自分の嗜好に合った内容で非常に楽しめた。 ちなみに、この書では取りあげられてはいないが、2013年発表のこの曲などはそういった方向性の最たるものかと思う。 Purson - Leaning On A Bear https://www.youtube.com/watch?v=c90mXA_Jrc4 (以下Amazon.co.jpより引用) 内容紹介 ――これは、アンダーグラウンド・メタルの精神史である。 現代のメタルシーンでは、レコードの再発ブームや多くのバンドのオールドスクール・スタイルへの回帰により「ヴィンテージ・リバイバル」が叫ばれて久しいが、アンダーグラウンドではそんなこと今に始まったことじゃあない。今も昔もマニア達はレコード盤買い漁り、アナログ音質に感涙し、ライヴハウスで飲み、騒ぎ、愛するバンドや名盤の魅力を語り合って夜を明かす。本書は、そんな地下メタルシーンの音楽史と精神史を総覧することを目的とし、ハードロック黎明期から現代までマニア達に語り継がれる“Vintage"かつ“Evil"な音源を年代順に定番商品から再発モノ、カルトアイテムまで約800枚紹介する。 ■「ヴィンテージ」とは アナログ盤の真に迫るようでいて心安らぐような音質、ローファイな録音環境で収録された低出力な音量、一発録りに近いレコーディングでなされた生々しい臨場感。 ■「邪悪」とは 歌詞や音楽のコンセプト上で悪魔や魔術、一般的な社会通念上美徳とされていることに対しての不徳をモチーフとしていること、(あくまでリスナーの主観によるが)音自体が魔術性を帯びていること。 ■60年代後半~70年代(サイケ、ガレージ、ハードロック) ■80年代前半(NWOBHM、パワー・メタル、スピード・メタル、ハードコア・パンク) ■80年代後半(スラッシュ・メタル、デス/ブラック・メタル・オリジネイター、メロディック・パワー・メタル、メタル・クラスト) ■90年代(ドゥーム・メタル、オールドスクール・デス/ブラック・メタル、ブラッケンド・スラッシュ・メタル) ■00年代~(NWOTHM、メタル・パンク、ヴィンテージ・ハードロック、スラッシュ・メタル・リヴァイヴァル、再発音源)

Posted by ブクログ

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