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公衆サウナの国フィンランド 街と人をあたためる、古くて新しいサードプレイス
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 学芸出版社 |
発売年月日 | 2018/12/21 |
JAN | 9784761526948 |
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公衆サウナの国フィンランド
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フィンランドの公衆サウナが、現代の街づくりに果たす役割について日本人向けに紹介した1冊。 フィンランドにおける公衆サウナの今の姿や、発祥してからの歴史的経緯について写真も交えながら説明がされており、公衆サウナというレンズを通してフィンランドの歴史を学ぶことができた。 また、コミ...
フィンランドの公衆サウナが、現代の街づくりに果たす役割について日本人向けに紹介した1冊。 フィンランドにおける公衆サウナの今の姿や、発祥してからの歴史的経緯について写真も交えながら説明がされており、公衆サウナというレンズを通してフィンランドの歴史を学ぶことができた。 また、コミュニティという観点からも勉強となる点があった。 例えば、ソンパサウナの管理者不在という考え方や、ヘルシンキサウナデーで家庭内のサウナを他人に開放するという方法は、日本のこども食堂において、支援者と被支援者の境目が曖昧であるという特徴と類似していると感じた。上記から、役割をあえて固定化せず、流動的に対応していくことが居心地の良いコミュニティにつながるのではないかという示唆を得た。 しかし、以下のような課題が本書にあると感じた。 それは、日本の銭湯に対しての示唆に納得感が得られないことである。 筆者は、日本の銭湯とフィンランドの公衆サウナに類似点が存在するため、本書の内容は日本の銭湯を盛り上げていく際の示唆になりうる、というような言及をしていた。 しかし、具体的にどのような部分が日本の銭湯にも転用可能なのかについては指摘されず「考え方のヒント」のみ提出している点に、物足りなさを感じた。 その物足りなさの原因としては、日本の銭湯側についての検討が不足している点が考えられる。 本書ではたびたび「日本の銭湯にも参考になる点がある」とは述べられているものの、フィンランドとの共通点と相違点について簡単に説明されるのみで、日本の銭湯の歴史的経緯や現在の状況については(少なくとも本書においては)詳細な分析が行われることなく、読者の知識に委ねている部分が多い。これが筆者の銭湯への提案にイマイチ納得できない原因になっていると思われる。
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不調が続いていたなか、本書で少し持ち直した。(今は完治しています^ ^) 自分自身全然サウナーではないけど、小さい頃はサウナの木の匂いが好きでプールの後とかによく利用していた。 サウナ文化研究家でありフィンランド在住の著者が、現地の公衆サウナ事情や歴史についてまとめている。 そ...
不調が続いていたなか、本書で少し持ち直した。(今は完治しています^ ^) 自分自身全然サウナーではないけど、小さい頃はサウナの木の匂いが好きでプールの後とかによく利用していた。 サウナ文化研究家でありフィンランド在住の著者が、現地の公衆サウナ事情や歴史についてまとめている。 その修士論文で現地の大学院を首席で卒業しているだけあって、良い感じで構成に厚みがある。読書中それらにふむふむと耳を傾けては、あの匂いに思いを馳せている感じだった。 公衆サウナの位置付けは、日本とフィンランドで異なる。 日本人でありながら初耳だったのが、公衆浴場の営業を行う際には都道府県知事の許可・浴場組合への加盟が原則との事。その代わりに、自治体からの継続的な支援を受けられる。 フィンランドの方は「自律的な民間経営」が基本体系、料金設定等の縛りがない代わりに持続可能な運営への手腕が試される、というもの。(このシステムは元々ロシアの業態なんだとか…!) ヘルシンキ市内の老舗サウナに対しては、市から助成金が支給されるなど例外もあったりする。 サウナ文化が盛んかと思いきや、10年程前までは下火が続いていたらしい。前述の老舗サウナも「伝統的な事業の維持」という名目で支援を受けている。 最盛期の写真に写っていた、市内の店先で外気浴をする人々の後ろ姿が微笑ましくもうら寂しかった。 「本来のフィンランド・サウナは、『すべての肩書きから解放されて、万人が等しく快楽を享受するべき場所』という(中略)平等・平和思想に守られた空間」 フィンランドの人々にとってサウナは「サード・プレイス」に匹敵、ロッカーを設けていないなど他の利用客との信頼関係で空間は成り立っている。 「万人」で言うと… ・2016年ヘルシンキ市内にオープンした「ロウリュ」(フィンランド語で「蒸気」)という施設では、男女別の伝統に逆らった混浴制を導入。(無論水着やタオルは要着用) 当初は反対の声も多かったが、誰もが同じ空間を共有できるというコンセプトのもと新時代のサウナを興したのである。 「人里離れた、湖のほとりに立つ小屋」の印象がやっぱり強いため、アクセスしやすい方が我々外国人にも嬉しい! ・同じく市内の「サウナ・アルラ」では、難民キャンプに暮らす人達を開店前のサウナに無料招待している。同じひしめき合う空間でもここまであたたかみが違うのかと考え込んだ写真があった。 シャイで寡黙な国民性を持つ彼らが解放的になる瞬間というのが、飲酒とサウナ。掲載されている写真には水着やタオルを身につけ、中には一糸纏わぬ利用客の姿が(遠くからだが)写り込んでいたりする。しかしシャイらしい表情は一片も見当たらない。 「ととのう」だけの目的で通っているわけではない。「独り」にも「輪の一部」にもなれる場所へ自分自身を解放しに来ているのだと、木の香りと一緒に伝わってきた。
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最近、箱根湯寮に行ったのでサウナに関する本が読みたくなったので、読了。 お手製の蒸気を浴びるロウリュは生活習慣。 サウナは体調が整う! サウナをアイテムとして「木製の桶と柄杓」「ビール」がある。 日本だと、これにコーヒー牛乳が加わるな。 時計を必要としない。 日本でサウナ行...
最近、箱根湯寮に行ったのでサウナに関する本が読みたくなったので、読了。 お手製の蒸気を浴びるロウリュは生活習慣。 サウナは体調が整う! サウナをアイテムとして「木製の桶と柄杓」「ビール」がある。 日本だと、これにコーヒー牛乳が加わるな。 時計を必要としない。 日本でサウナ行くと、どこでも分時計が掛けられている。 本音を話せる場。サードプレイス。 雑談はストレス発散になる。 24時間年中無休・無料の場もある。 無料だと、ありがたみが薄れそう‥。 有名な都市は2つ。ヘルシンキとタンペレ 担い手はクリエイティブなプロ市民。 日本だと、企業が介在する。 ライバルは都市型プライベートサウナやスポーツ施設
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