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木下サーカス四代記 年間120万人を魅了する百年企業の光芒
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木下サーカス四代記 年間120万人を魅了する百年企業の光芒

山岡淳一郎(著者)

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木下サーカス四代記 年間120万人を魅了する百年企業の光芒

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋経済新報社
発売年月日 2018/12/21
JAN 9784492503058

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木下サーカス四代記

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商品レビュー

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2023/05/20

p37 地方興行師が起源のサーカス シバタ、有田、カキスマ、高玉、キグレなど数多くあったが、木下の他に現存していない p65 徳川幕府は、火災の類炎を防ぐ名目で歌舞伎に江戸三座(中村、市村、森田)での常設興行を認めた一方、軽業の見世物一座には空き地での営業しか許さなかった p...

p37 地方興行師が起源のサーカス シバタ、有田、カキスマ、高玉、キグレなど数多くあったが、木下の他に現存していない p65 徳川幕府は、火災の類炎を防ぐ名目で歌舞伎に江戸三座(中村、市村、森田)での常設興行を認めた一方、軽業の見世物一座には空き地での営業しか許さなかった p68 1872年 明治5年 香具師の名目廃止の令 p171 前後の日本のサーカスは、木下、シバタ、有田のいわゆる三タサーカスが先頭にたち、矢野、キグレが二番手、柿沼、金城、高玉などが続いていた p264 山より大きな獅子は出ない、怖れず、思い切ってぶつかっていけ

Posted by ブクログ

2020/01/25

そういえば、サーカスといえば「木下大サーカス」を連想するが、木下以外のサーカスは思い浮かばない。それもそのはず。かつて、日本では多くのサーカスの興行集団が存在したが、ほとんどが経営難のため撤退、今では木下サーカス株式会社のみが生き残っているのだ。その木下は2002年にて創業100...

そういえば、サーカスといえば「木下大サーカス」を連想するが、木下以外のサーカスは思い浮かばない。それもそのはず。かつて、日本では多くのサーカスの興行集団が存在したが、ほとんどが経営難のため撤退、今では木下サーカス株式会社のみが生き残っているのだ。その木下は2002年にて創業100周年を迎え、現在でも好調な観客動員と経営を維持している。 木下サーカスは、日露戦争直前の1902年に創業される。創業者木下唯助以降、代々、木下一族がトップをつとめ、今では4代目。戦争による混乱期や10億円もの負債を抱えた時期、3代目の突然の危篤状態などの危機を乗り越え、現在では営業や福利厚生面に力を注ぎ、大卒生も採用している。 同族企業経営といえば、会社の私物化が起こることもあれば、家族ならではの団結力を見せることもある。木下サーカスの場合は、後者だった。現在の4代目はもともと、空中ブランコ担当。その経験を活かして、団員が家族と同居できるコンテナハウスや撤収時間を重視したテントの開発など、その日暮らしの旅芸人というサーカス団のイメージを覆す努力を継続している。

Posted by ブクログ

2019/08/01

木下サーカスを支える 四代にわたる人たちを縦糸に 明治から始まり 大正、昭和、戦前、戦中、戦後の その時々の日本の史実を横糸に 紡がれた 興味深いノンフィクション 「サーカス」という 「言葉」に惹かれて 読み始めたのですが これが 実に面白い 著者の山岡さんの それぞれ方への...

木下サーカスを支える 四代にわたる人たちを縦糸に 明治から始まり 大正、昭和、戦前、戦中、戦後の その時々の日本の史実を横糸に 紡がれた 興味深いノンフィクション 「サーカス」という 「言葉」に惹かれて 読み始めたのですが これが 実に面白い 著者の山岡さんの それぞれ方への聞き取り取材が 遺憾なく発揮されているので その臨場感たるや ぐっと 胸に迫ってくるところが 何度も出てきます 巻末の「木下サーカス 四代記」の年譜が また秀逸です

Posted by ブクログ