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香る獣 H&CC/ihrHertZ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 大洋図書 |
発売年月日 | 2019/01/04 |
JAN | 9784813032106 |
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
両親を失った葉介は、親類に預けられて育った。親類の息子、鳴一とは兄弟のように。 そんな鳴一は吸血鬼で、いつでも葉介の血を欲しがり、葉介としても弟みたいに可愛い鳴一の為に血をあげていた。 しかしある時ケンカをして家を飛び出した葉介が発情してしまい、自分の本来の性質にも目覚めてしまう...
両親を失った葉介は、親類に預けられて育った。親類の息子、鳴一とは兄弟のように。 そんな鳴一は吸血鬼で、いつでも葉介の血を欲しがり、葉介としても弟みたいに可愛い鳴一の為に血をあげていた。 しかしある時ケンカをして家を飛び出した葉介が発情してしまい、自分の本来の性質にも目覚めてしまう。 今作がデビューの作者様らしく、まだ絵柄は荒削りな部分もあります。でもそれが新鮮で微笑ましくなってしまいます。 それは主人公の葉介が人間味溢れる人物で、ひたむきで真面目で家族を求めるほど寂しさを秘めているから。 対する鳴一は子供にも素っ気ない達観した人物ですが、葉介にだけは執着心一杯で独占欲と庇護欲などない交ぜとなった葛藤で押しつぶされそうになるほどです。 鳴一に弱くて絆されやすい葉介は、なんだかんだ鳴一の言うことをきいてしまいそうで心配ですが、一番最後の鳴一の提案はとても魅力的です。ぜひともそうしていただきたい。 個人的にちょこちょこ出る葉介の大きな瞳のアップが印象的です。 嬉しいときも悲しいときも瞳が物語る描写が好きです。 あと、葉介の正体がアレだからか、すり…。とするのも萌える仕草でした。そりゃあ鳴一も吸血鬼なのに盛ってしまいますよね。
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吸血鬼と狼男。題材はとても興味深くて面白かった。ページの都合?後半バタバタして駆け足で終わった感じ。最後まで丁寧なストーリーだったら、もっと良かったな、と残念。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
初読み作家さんの初コミックス。 義兄弟もので、吸血鬼、狼族というファンタジー人外設定。 絵柄がとてもきれいで、冒頭からいきなりの吸血におおっとなりました。回想シーンの二人のチビかわいさにもキュンキュン。 鳴一はイケメンなのに、葉介の血を欲しがるときにはベタベタの甘えっ子になるのが反則でした。 葉介はそんな鳴一をうっかり甘やかしてしまうほど大切に思っているけど、それが恋愛感情だということは真っ向否定であくまでも兄弟として、と言い張るのが焦れ焦れさせる子でした。 …ずっと吸血鬼同士だよねと思い込んで読んでいたら、なんと途中で思い切り当て馬の千尋という狼男の登場で、葉介が狼族だと判明。 びっくりしました(笑) でも、ケモ耳とモフモフ尻尾に変身してしまった葉介がめちゃくちゃかわいかったです~! この姿での鳴一とのHシーンはエロかった。萌えました。 肉感的というか、身体と身体がしっかり密着してる感じが出ていてきれいな絵でありながらエロ生々しいのがよかったです。 ただ、後半になるにつれて絵が雑になってるのが気になりました。締め切りに間に合わせようとしたのかな? ストーリーは壮大な世界観があったわりには、ただ大学生のトライアングルラブだけで終わった感じで、もう少しあれこれミステリアスでサスペンスな展開が見てみたかったな…と少し物足りなく思ったり。 まあでも、鳴一の葉介ラブラブ執着がすごかったので、さすがにサスペンスのつけ入る余地がなかったですね… エロシーンがよかったのと、絵柄もきれいだったので次回作が楽しみです。
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