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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2018/12/27 |
JAN | 9784041076668 |
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商品レビュー
3.2
11件のお客様レビュー
天帝シリーズが大好きなので、古野まほろ先生の作品は読み続けているけれど、天帝シリーズを超える傑作はなかなか出てこない。 とはいえ、警察ものとしてのクオリティは間違いなく(だって、この方、ホンモノの元キャリアだもの)、『女警』もまた読み応えのある面白い作品。 しかしながら、今回...
天帝シリーズが大好きなので、古野まほろ先生の作品は読み続けているけれど、天帝シリーズを超える傑作はなかなか出てこない。 とはいえ、警察ものとしてのクオリティは間違いなく(だって、この方、ホンモノの元キャリアだもの)、『女警』もまた読み応えのある面白い作品。 しかしながら、今回はミステリーではなく、“女の警察官”に焦点があたっているので、普段とはテイストが異なる。 “女の警察官”か“警察官で、女”というこの微妙な違いを徹底的に書いた作品。 もぅ、小説ではなく、ルポにすれば良かったのに。 個人的にはミステリーに力を割いて欲しかった…。 もちろん、動機は一捻りありますが、もっと捻って欲しかった…。
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いやぁ、久しぶりに読むのに一苦労… 途中で2冊休憩を入れて、やっと読了。 小さな交番で起きた年嵩の男性警察官を、新任1年目の女性警官が銃殺すると言う事件が発生。 しかし、その事件を捜査するのがこの物語の目的ではないのが、さすが元警察庁エリートの作家さんの違うところ。 男性社会にお...
いやぁ、久しぶりに読むのに一苦労… 途中で2冊休憩を入れて、やっと読了。 小さな交番で起きた年嵩の男性警察官を、新任1年目の女性警官が銃殺すると言う事件が発生。 しかし、その事件を捜査するのがこの物語の目的ではないのが、さすが元警察庁エリートの作家さんの違うところ。 男性社会における女性警察官の苦悩を、事件の裏を追いつつ、丁寧に描いていく。 決してエンターテイメントでなく、警察の本当の裏の顔を見せつけられている感じがするが、主人公の女性監察官・姫川が関係者に会って、話を聞いて行くシーンが異様に長い。 ほぼ会話だけで成り立っているのに、どの人物も回りくどいセリフが多く、それを読むのが、かなり疲れる。 ひと昔前、警察には「二重帳簿」「裏金作り」と言う言葉が溢れていた。今作では、それに代わる新たな野望が警察に跋扈するかもしれないと言う警鐘の意味もある内容だったと思う。 最後まで読むと、何を描きたかったのか、ちゃんと分かるのだけど、読了するのが大変なので、評価は低め。
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こんなに長い必要があるのか。 伏線は割と分かりやすく張られている。直ぐに気が付く。 ラストの敵/味方の分別が、そこまでドキドキしないのがどうも。 しかし、読ませる。
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