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ひだまりが聴こえる -リミット-(2) Canna C
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ひだまりが聴こえる -リミット-(2) Canna C

文乃ゆき(著者)

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ひだまりが聴こえる -リミット-(2) Canna C

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 プランタン出版
発売年月日 2018/12/27
JAN 9784829686157

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ひだまりが聴こえる -リミット-(2)

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商品レビュー

4.3

9件のお客様レビュー

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2025/09/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

お互いのことを思いすぎて、空回りしてしまう2人。太一の明るさはすごいなぁと思う。どんな人にも真っ直ぐで、偏見がないし、見習いたい。航平くんはそんな太一の近くにいるからこそ、余計に気を遣っているのかなと思う。もやもやが多い今回だったけど、2人が周りに気付かされたり、支えられたりするところも多かった気がする。

Posted by ブクログ

2024/09/29

聴こえない人と聴こえる人のすれ違いや壁みたいなものについてが描かれていた1冊だったかな、と思う。 考えさせられることは多かったし、そういうのは本当に個々の感じ方、考え方とかによるのかなぁ… そして、相手を思いやる余りに相手が見えなくなるのかなぁ… とか。 壁はどちらが作るのか、と...

聴こえない人と聴こえる人のすれ違いや壁みたいなものについてが描かれていた1冊だったかな、と思う。 考えさせられることは多かったし、そういうのは本当に個々の感じ方、考え方とかによるのかなぁ… そして、相手を思いやる余りに相手が見えなくなるのかなぁ… とか。 壁はどちらが作るのか、とか。 BのLはまたちょっと遠退いちゃったけどね〜 以下は長くて「で?」って感じかもなので、読み飛ばしてくださいね。 我が家の話。 ダンナは片方難聴でして、10代に突発で聴力0になったらしい。 もう片方は健聴だからか、基本公言せずに一般企業勤務していて、知っている人には「あ、ごめん」と気を遣われることはあるらしいけど、さして困っている感じもない人で。 何度か言い直さなきゃならないことや『あ、聞こえてないな』はまぁ普通によくあるけれど、おもしろ聞き間違いとかもしょっちゅうあってツボる私に本人も「そう聞こえたし」って笑う、みたいな。 「『コイツ聞いてねーな』とか『無視しやがって』とか思われてることはあるかも」らしいけど別にいーやであんまり気にせず、何なら面倒だと思う相手にはそれを逆手に利用して関わらずにいられるよう利用したりしてるらしいし、私に対しても結構な頻度で「今、絶対聞いてないでしょ?」ってことをする。 ってな感じで、出会った頃から私への遠慮も配慮も特になく、そんな人に私は「お前は気にしなさ過ぎ」とたまに文句言われるくらい更に遠慮も配慮もしていない… 出来ていない、なのかもだけど、そんな感じでウン十年、です。 気を遣われることなどについて本当はどう思っているのかは知らない。 だから何?だし、障がいは程度によって困り度合いが違うし、受け止め方は千差万別なんだしね、なんだけど、そんな感じで生活してるからか『繊細だなぁ…』ってね、読んでいて若干入り込めないところもありました。 作品の中に自分がもし居るとしたら、冒頭のヤスの気持ちが一番自分に近いかもしれないな。

Posted by ブクログ

2024/02/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

リュウが周りにされてきたように、リュウもまた偏見で凝り固まっている。 彼の言葉で太一との関係が太一に負担をかける事だと呪いをかけられなければ良いが。 初対面でも耳が聞こえないと言われても自分が手話がわからない部分があっても 全く物怖じしないで話しかける太一は本当に凄い。 千葉さんも、航平にすぐに謝れるところが凄いな。大人が子供にちゃんと謝るだけでも珍しいのに、 言葉を尽くして丁寧に謝罪している。 航平の為にと思って、愛情表現に近い思いで告白したことを 悪く取られるのはきつい。 しかし航平としては、太一が大学を辞めてしまったのは自分のせいということかとショックを受けるのも分かるのだ。 スカウトの人、しつこく声をかけてきておいて 耳が悪いならいいや、は酷い。 そういう経験が降り積もれば、嫌気が差して諦めもはやくなってしまうと思う。 リュウのゲームお披露目会でも物怖じしない太一が好きだし、 失礼なことを言われて怒ってくれる航平も、 糺そうとするユミさんも、暴力はいけないものの殴ってくれるリュウも みんな優しいのに、 すれ違ってしまう太一と航平が悲しい。 むしゃくしゃして誰でもいいからぶん殴りたいの問題発言から、お祭りで太鼓を叩くことになるのがなんだか微笑ましかったし 友達と話して色々気づけたようではあったが。 リュウと航平、千葉さんと太一の会話はそれぞれ良かったのに 結局会社まで来て距離を置きたいと言ってしまう航平、 それに戸惑う太一で終わってしまうのがしんどい。

Posted by ブクログ