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ガンディー 秘教思想が生んだ聖人 平凡社新書899
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2018/12/17 |
JAN | 9784582858990 |
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ガンディー
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ガンディーの思想はどこからやってきたのだろう? 自伝にもあるようにイギリスに行く前には、それほど宗教的ではなかったのに、なぜヒンドゥー化していったのか?ヒンドゥーに根ざして、カーストを肯定しているのに、不可触民への差別の撤廃に取り組んでいるのはなぜ?など疑問は多い。 いや、そ...
ガンディーの思想はどこからやってきたのだろう? 自伝にもあるようにイギリスに行く前には、それほど宗教的ではなかったのに、なぜヒンドゥー化していったのか?ヒンドゥーに根ざして、カーストを肯定しているのに、不可触民への差別の撤廃に取り組んでいるのはなぜ?など疑問は多い。 いや、そもそもガンディーの思想の中核にあるバガヴァッドギーターは、普通に読めば、個人の小さな感情は捨てて、自分の役目である戦闘に向かえというふうな話しで、これがどうして非暴力思想の基礎になるのか、わからない。 といった疑問にかなり包括的に答えてくれる本で、ガンジーの思想的な変化をその人生と合わせて、丁寧に説得力のある形でまとめている。これまでありそうでなかった本。 特に彼の思想は、単純にインド的なものではなく、西欧的な秘教思想、普遍宗教側から捉え直されたヒンドゥーであり、それは宗教的であると同時に、インドの民衆を動員するためのプロパガンダ的な要素もあったということは、かなり目から鱗であった。 ある意味、ガンジーの非聖人化なのだけど、本人もそれを求めていたわけでもなさそうだし、ある意味、彼も欠点のある人間であるが、にもかかわらずあれだけのことを行った。という意味で、よりガンディーに対する興味が高まった。
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https://kinoden.kinokuniya.co.jp/shizuoka_university/bookdetail/p/KP00032294/
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序 科学と宗教―スピリチュアルなナショナリズム(一八四八‐一九一八) 第1章 肉食と菜食―ガンディーの大英帝国(一八八八‐九一) 第2章 親英から反英へ―ガンディーの南アフリカ(一八九三‐一九一四) 第3章 エリートと大衆―ガンディーのインド(一九一五‐四八) 第4章 オリエンタ...
序 科学と宗教―スピリチュアルなナショナリズム(一八四八‐一九一八) 第1章 肉食と菜食―ガンディーの大英帝国(一八八八‐九一) 第2章 親英から反英へ―ガンディーの南アフリカ(一八九三‐一九一四) 第3章 エリートと大衆―ガンディーのインド(一九一五‐四八) 第4章 オリエンタリズムとナショナリズム―東と西のすれ違い(一九四八‐) 著者:杉本良男(1950-、北海道、人類学)
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