1,800円以上の注文で送料無料
山東京傳全集(第十四巻) 合巻 9
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍
  • 1220-02-05

山東京傳全集(第十四巻) 合巻 9

山東京傳全集編集委員会(編者)

追加する に追加する

山東京傳全集(第十四巻) 合巻 9

定価 ¥15,400

6,490 定価より8,910円(57%)おトク

獲得ポイント59P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ぺりかん社
発売年月日 2018/12/25
JAN 9784831515230

山東京傳全集(第十四巻)

¥6,490

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/10/27

 「チコちゃんに叱られる」や「べらぼう」で取り上げられていた山東京伝の『心学早染草(しんがくはやそめくさ)』が読みたくて、図書館から借り受けました。 「善玉」「悪玉」の起源となった作品と言われています。  目前屋理太郎(もくぜんや りたろう)は、豪商の息子として日本橋に生まれま...

 「チコちゃんに叱られる」や「べらぼう」で取り上げられていた山東京伝の『心学早染草(しんがくはやそめくさ)』が読みたくて、図書館から借り受けました。 「善玉」「悪玉」の起源となった作品と言われています。  目前屋理太郎(もくぜんや りたろう)は、豪商の息子として日本橋に生まれました。  天上には、天帝(てんてい)がおわしまして、シャボン玉のように竹の管から魂を吹き出していました。中にはいびつな形の魂もあり、それが悪魂(わるたましい)となります。  理太郎が生まれた時、悪魂が理太郎に入ろうとしているのを、天帝が悪魂の手をねじ上げて退治し、理太郎に善き魂(よきたましい)を入れました。 善き魂は、理太郎に日々付き添って彼を守っていました。  ところが、理太郎が18歳の時、理太郎がうたた寝している間、善き魂が遊びに出かけた隙に、悪魂が理太郎の体内に入ってしまいました。  目覚めた理太郎は、その日の予定通りに観音様へ参詣した帰りに、ふと吉原に立ち寄りたくなります。悪魂のしわざだったのです。理太郎は悪魂に誘われて、吉原で三浦屋の怪野(あやしの)という女郎を上げて遊んでしまいます。  その頃、善き魂は、理太郎を心配しながらも、悪魂に「災」という木に縛り上げられていて助けに行くことができずにいました。 ようやく縄を切って、理太郎の中に戻りますが、なんと悪魂に切り殺されてしまいます。そして、善き魂の女房と二人の息子も理太郎の中から追い出されてしまいました。  理太郎の中の悪魂は増え、女郎買いの上に大酒を呑んで暴れ、博打を打ち、騙りをし、親にも不幸にあたり、ついに勘当の身になって身の置き所さえなくなってしまいます。宿無しとなった理太郎は、盗賊になり、人家を離れた所へ出ては追いはぎをしたり、土蔵破りをしていました。  そんな理太郎を道理先生という人が押さえつけて説教をします。そして、改心した理太郎の中に、善き魂の女房と二人の息子は戻り、親の敵とばかりに悪魂を退治して追い出してしまいます。  そして、理太郎は道理先生から儒・仏・神の尊き道を習い、道理先生が両親に勘当の許しを乞い、両親は喜んで理太郎を呼び返します。 「理太郎、是より道を明らめ、親に孝を尽くし、眷族(けんぞく)を憐み、大君子とぞなり、家富み栄へける。」となりました。めでたしめでたし。  挿し絵がとても面白く、文語調の原文もそれほど難解ではありません。  悪魂が理太郎の中に入る相談をしている時の会話と、挿絵が特に面白かったです。 折もあらば、理太郎が体の善き魂を亡きものにして、我々長く、理太郎が皮肉の内に栖(すみか)にせんと企みける。 「イヽ体の株を買ひたいものだ」 「此頃は心学とやらが流行るから、おゐらが住居(すまゐ)をする様な、不埒者のないには困る」  みなさまもわたしも、悪魂に乗っとられないように気をつけましょうね♡

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品

履歴をすべて削除しました