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認知症の人の心の中はどうなっているのか? 光文社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2018/12/13 |
JAN | 9784334043872 |
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認知症の人の心の中はどうなっているのか?
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商品レビュー
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22件のお客様レビュー
認知症の人のもどかしさを知ることが、円滑なコミュニケーションを図る第一歩になる。 認知症になると、怒りや失望、恐怖の感情は伝わりにくい。 が、喜びや笑顔などのポジティブな感情は8割以上伝わる。 認知症のコミュニケーションの特徴は、他者の心理を察して適切な行動をとることかできな...
認知症の人のもどかしさを知ることが、円滑なコミュニケーションを図る第一歩になる。 認知症になると、怒りや失望、恐怖の感情は伝わりにくい。 が、喜びや笑顔などのポジティブな感情は8割以上伝わる。 認知症のコミュニケーションの特徴は、他者の心理を察して適切な行動をとることかできなくなる。(社会的認知の低下により) 自己決定が次第にできなくなり、主観的な自己決定感も失われる。(自己決定できること=自律、主観的な自己決定感=自律性) 認知症になると、自分だけで楽しい気持ちになることができにくくなる。 テレビを見て楽しんだり、趣味や会話から喜びを拾い、自分で自分を楽しませられなくなる。 まずは、笑ってみる! 楽しいから笑うのではない。情動伝染を利用してみんな笑顔に、楽しい気持ちに!
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読めば、優しくなれる本ではないか。認知症の人に対してだけでなく、すべての人に対して、である。 本書においては、認知症とはどういうものか、認知症の人には世界がどのように見えていて、何が起きているのか?ということから、我々の目には奇異に映ったり、つい突き放してしまう、所謂「問題行動...
読めば、優しくなれる本ではないか。認知症の人に対してだけでなく、すべての人に対して、である。 本書においては、認知症とはどういうものか、認知症の人には世界がどのように見えていて、何が起きているのか?ということから、我々の目には奇異に映ったり、つい突き放してしまう、所謂「問題行動」の背景や、その行動に至る心の内、どのように接したら良いか?を解説する。 読み通して、認知症とは、とにかく、孤独に追い込まれてしまいがちな、怖く、また、気の毒な病気なのだなと感じた。自分だけが違う世界に放り込まれてしまったような怖さである。 特効薬もない現状では、本書のように、介護者や周りの人たちが認知症を理解し、相手の状況を考慮し、心情を想像し、工夫してコミュニケーションに取り組み、共に生きていくことが一番の支えなのであろう。 冒頭に、認知症の人に対してだけでなく、と書いたが、様々のことを知ったうえで、相手の心情を想像しながら、共に生きていくこと。これは例えば障害を持つ人、子供を持つ人、老若男女、どの人に対しても重要なことである。過度で悪い意味の「個人主義」(自分さえ良ければオールオッケー)とでもいうべきものが蔓延している現代においては、相手に対する想像力、また、その想像力を働かせるためのバックグラウンド(教養)が特に重要な意味を持ってくると感じる。 読書体験というのは、そういう、自分の知らない世界に生きる相手に対する想像力、そして教養を培ってくれるものである。 本書を読んで、実にいい読書体験ができたと感じる。
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※このレビューにはネタバレを含みます
2022.6 4章の認知症の人の苦しみを知るは、何度も読み返したい。 以下は抜粋したもの。 脳機能が上がることで、認知機能の低下をある程度防げるが、計算ドリル等に認められる効果は「認知機能の低下予防」であって、「認知症予防」ではない。 また、「意欲障がい」が軽度認知障がいや、アルツハイマー型認知症の初期に典型的に起きる。 …今まで楽しんでやっていたことも上手く出来なくなる苦しみは想像するだけで悲しいな。 認知症の人は、自由が奪われた腹立たしさ、自己決定できないつらさが日常のすべてにわたって起こっている。 介護者はどこまで、認知症の人の身になって、相手の気持ちを和ませながら、何度も同じことを告げたり、時間をかけて落ち着くのを待ったりすることが大切。
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