神さまのお恵み

佐藤愛子(著者)

• 内容紹介: PHP研究所 1992年刊の新装増補
• 販売会社／発売会社: 青志社
• 発売年月日: 2018/12/11
• JAN: 9784865900750

商品レビュー

2023/07/21

お化け話・短編集～日高に避暑に行き４０万円を盗んだ犯人を捜そうとゴンゲンサマに伺いを立てるが。子犬だけを北海道に連れて行き貰い手を探しつつ，漁師の霊に悩まされる。北海道のソーラー建設場所の飯場で手漕ぎポンプを動かすのは誰？北海道に出掛けて災難に遭い，方違えで唐津に出向き，岸岳城の霊に取り憑かれてしまった。東京に帰るとラップ音が煩く三輪さんに相談するとモンゴルの武将だと。岐阜の公営団地で大騒ぎする霊，除霊しようという霊能者が押しかけて大騒ぎ～そういう人なんだね。この本の素晴らしい点は，字が大きいこと。老眼が進んだ身には嬉しい

2019/09/24

図書館の本　読了

内容（「BOOK」データベースより）
これでもかと押し寄せる世にも奇怪な物語―。すべては神さまの思し召しか。

これは小説？エッセイ？ほんとにあったことだよね？あれ？と思いながら読んだんですが、ほぼほぼ現実にあったことだろうなと思うわけです。
「冥土の土産」というほんの第2弾とあったので逆になりますが次はこれを読んでみようと思います。

2019/03/16

図書館で借りた本。心霊現象からみの6話の短編集。岸岳城奮闘記と玄海灘月清しと幽霊騒動てんまつ記が興味深かった。幽霊騒動の話は岐阜県の幽霊アパートを知人の霊感持ちと訪ね、なぜラップ音やポルターガイスト現象が起きるのか？を調査。岸岳城と玄海灘の話は佐賀県唐津にある名護屋城や元寇の事が発端となる話。何百年も前の戦で討ち死にした人の無念は、現在も怪現象を起こす時もあるようだとの話だった。