1,800円以上の注文で送料無料

ドビュッシー 最後の一年
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

ドビュッシー 最後の一年

青柳いづみこ(著者)

追加する に追加する

ドビュッシー 最後の一年

定価 ¥1,760

1,045 定価より715円(40%)おトク

獲得ポイント9P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2018/12/10
JAN 9784120051487

ドビュッシー 最後の一年

¥1,045

商品レビュー

2

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/12/25

ドビュッシー研究家の第一人者でもある青柳いづみこさんによる、題名通りのドビュッシーが病気で亡くなるまでの一年余りの人生にフォーカスを当てた一冊。 雑誌に連載していたものと、書き下ろし「ヴィクトル・セガレンとドビュッシー」(セガレンとはドビュッシーとの仕事を切望した精神科医であり...

ドビュッシー研究家の第一人者でもある青柳いづみこさんによる、題名通りのドビュッシーが病気で亡くなるまでの一年余りの人生にフォーカスを当てた一冊。 雑誌に連載していたものと、書き下ろし「ヴィクトル・セガレンとドビュッシー」(セガレンとはドビュッシーとの仕事を切望した精神科医であり劇作家)の二部構成。 青柳さんは、ドビュッシーが「ワーグナーのその先の音楽」を目指しながらも、志半ばで終わったことを残念がっている。 せめて戦争が終わるまで生きていたら音楽史の方向性も変わっていたのでは?と。 ショパンやモーツアルトと比べると長生きしたけれど56歳の人生だった。 女性問題で度々世間をザワザワさせ、同じ時代に活躍したカンディンスキーやキュビズムなどの抽象絵画に対して不快を口にしたり(ドビュッシーはターナーが好きだったらしい)、自作を弾くピアニストには大抵満足しなかった。 仲が良くなったサティ(サティはピアノが家になく、週一でドビュッシーの家に練習しに行っていたらしい)とも晩年は仲違いをして、弟分だったラヴェルとも盗作問題を機に少しずつ気まずくなっていく。せっかくの才能同士の巡り合せなのに、これは悲しい・・・。 何だか気むずかしく、不器用なドビュッシー。 対人関係も度々上手くいかなかった。 だけど、ドビュッシーの死後に作られた追悼アルバムには、沢山の作曲家が参加したという。 バルトーク、ストラヴィンスキー、そしてサティとラヴェルも。 仲違いしてしまったこの二人も、最後の最後にはドビュッシーを想ったんだな。安堵。

Posted by ブクログ

2021/02/11

私だけかもしれないが、かなり読みにくく、わかりにくい。文字も少なく読みやすいかと借りてみたが大失敗。文章の運びも、最後の1年に凝集した事もドビュッシーについても色々理解不能。残念。

Posted by ブクログ

2019/03/11

没後100年。55歳で生涯を終えたドビュッシー。最後の一年はどうだったか。作曲家の「終活」を追い、そこに凝縮された真実を探る

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品