ITナビゲーター(2019年版)

野村総合研究所ICTメディア・サービス産業コンサルティング部(著者)

• 販売会社／発売会社: 東洋経済新報社
• 発売年月日: 2018/12/07
• JAN: 9784492503041

商品レビュー

2019/03/01

何年かぶりにこのシリーズを読んでみました。
様々なIT系市場の状況をざざっと知るのには良い本だと思います。

2019/01/31

野村総合研究所が毎年出しているITナビゲーターの最新版。
ICTにかかわる各種業種について最新の動向や市場規模が書かれています。

【印象に残った言葉】

・2024年に日本の人口の50％は50歳以上になる
・5G（第5世代移動通信帯規約）はIoTなどをはじめ多種多様の業種に影響を与えること

・宇宙ビジネスで進められている衛星での通信サービスは高額であるが低価格化が進んで一般的になれば自然災害が起こっても通信がシャットダウンされることは無くなること。

・ドローン市場の大半シェアを握っているのが中国企業のDJIであること

・ガラケーをフューチャーフォンと呼ぶこと（知らなかった・・）

・2020年の東京オリンピックがもたらす大きさ。4KテレビでTVにインターネット接続機能がある。アマゾンプライムがもっとも動画配信サービスだと安い

・EdTech（教育へのテクノロジー）は、今自分の子供もタブレットで勉強しているのでこの市場はどんどん伸びるような気がする。

2019/01/19

2024年頃までの近未来のITによる業界別の進展を描く。日本では人口減少による労働力不足を補う形で、AIやドローンなどの技術が進歩していく。
金融のフィンテックはビックデータの活用も含めて、この手の話はよく聞きますが、農業や漁業といったITが活用しにくい分野にも進出している。通信分野では2020年からの5Gの普及する。この超低遅延により、ドローンや自動運転、遠隔医療の分野などが更に普及するかもしれない。eスポーツと言うのは、はじめて知りました。
ドローンやフィンテックなど海外発の分野が多いですが、未来が便利になっていくのは不安な面もありますが、期待する部分も多々あるような気もします。