浅田真央は何と戦ってきたのか フィギュアの闇は光を畏れた ワニブックスPLUS新書

真嶋夏歩(著者)

• 販売会社／発売会社: ワニ・プラス/ワニブックス
• 発売年月日: 2018/12/08
• JAN: 9784847061424

商品レビュー

2019/02/19

浅田真央を賞賛しつつ、浅田真央の名を借りて、採点の不透明さやスケート連盟を批判したもの。
キムヨナの高得点から始まり、羽生結弦が全日本選手権を棄権したにもかかわらずオレリンピックに出場できたこと等も批判の対象になってるいる。
採点表を分析して語ってはいるが、都合の良いところだけをつなぎ合わせたような内容で、関係者への取材もほとんどしていないようだ。
まして浅田真央サイドには許可もとっていないという。
信頼できない内容だった。

2019/01/27

お情けで星2個。ノンフィクションのレベルとしては、もっと低い。フィギュアスケートの不透明性について訴える気持ちは分かるが、この程度の内容では普通の人にはほとんど伝わらない。本人の考えだけが書かれていて、それ以外はない。色々な関係者に取材することもできたはずだが、それもなく力量不足なのは否めない。滅多に取材できない人の話を聞くのがプロ。過去を嘆くのではなく、どれだけ今の浅田真央が素晴らしいかを伝えてもらいたかった。