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いのちの値段 医療と費用を巡る50の物語 病むからこそ、死があるからこそ、分かること、人と分かちあうことがある。
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2018/12/06 |
JAN | 9784065140376 |
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いのちの値段 医療と費用を巡る50の物語
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
読売新聞で2017年1月から一年半ほど連載された企画。タイトルが象徴するように医療と費用を巡る50の事例を取材し、その課題を浮き彫りにする。 現時点では自分のことよりも自分の親のことを念頭に読んでみたいと思い手に取った。あまり考えたくない話題でありながら、いずれ避けては通れない...
読売新聞で2017年1月から一年半ほど連載された企画。タイトルが象徴するように医療と費用を巡る50の事例を取材し、その課題を浮き彫りにする。 現時点では自分のことよりも自分の親のことを念頭に読んでみたいと思い手に取った。あまり考えたくない話題でありながら、いずれ避けては通れないことであり、その時に慌てないように今から考えておきたいとも思った。 家族はもちろん、病気の当事者達にとっても「補助が出るのはありがたいが、自分のために子や孫の世代にツケを回すのは申し訳ない」と思わせてしまったり、補助があっても重くのしかかる負担に耐えられなかったり、そもそも医療機関にかかる情報を持たない人など様々な困難がある。 それぞれの話がほんの数ページの取材のため致し方ない面もあるが、医療機関や制度への不満や不信が先行しているエピソードが多く、やや偏った印象を受けてしまうのが残念な編集方針だ。 しかしいつ自分や家族に襲いかかるとも知れない話であり、また助けを求められる制度があることすら知らないまま「その時」を迎えてしまうことのないよう、非常に参考にはなった。
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読売新聞医療部「いのちの値段」、2018.12発行。読売に掲載された「医療ルネサンス」をまとめたもので、医療と費用を巡る50の物語が収録されています。高額ながん治療薬オプジーボ、大病院か地元の病院か、後ろめたさを背負って生きる透析者(身体障害者:全額助成)(年間500万、40年、...
読売新聞医療部「いのちの値段」、2018.12発行。読売に掲載された「医療ルネサンス」をまとめたもので、医療と費用を巡る50の物語が収録されています。高額ながん治療薬オプジーボ、大病院か地元の病院か、後ろめたさを背負って生きる透析者(身体障害者:全額助成)(年間500万、40年、2億円の医療費)の思い、延命と尊厳、精神疾患・・・、さまざまな病気に対しての頑張り、悩み、関係者の支え、費用など深く考えさせられました。
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個別の患者の状況が分かって良かった。統計などに基づいた全般的な話も重要だが、個人のエピソードも大事だと思う。 がん患者が「趣味も仕事も捨てて治療に全力を尽くす」「もうどうでもいい死ぬ」のどちらか両極端に行きがち。 透析患者が「社会に生かされてる」という感情を持ちすぎている一方...
個別の患者の状況が分かって良かった。統計などに基づいた全般的な話も重要だが、個人のエピソードも大事だと思う。 がん患者が「趣味も仕事も捨てて治療に全力を尽くす」「もうどうでもいい死ぬ」のどちらか両極端に行きがち。 透析患者が「社会に生かされてる」という感情を持ちすぎている一方、「権利だからバンバン使う、例えばタクシーも他の病気の治療費も」。これまた両極端。 これからの医療は科学よりも 相手の話をよく聞く 地域の関係者が顔を会わせる 上手に頼って頼られる が大事なのか。
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