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芸術闘争論 幻冬舎文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2018/12/06 |
JAN | 9784344428157 |
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芸術闘争論
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芸術闘争論
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商品レビュー
5
4件のお客様レビュー
芸術は自由なんかではなく、究極にマーケティングを考えられた上で作られているものだと知った。現代アートの見方がわかった。目から鱗でとても勉強になりました。以下はメモ。 - [ ] 現代アートとは「歴史の重層化」、単なる自由を現代は求めていない - [ ] 芸術で大事なのか「構図」...
芸術は自由なんかではなく、究極にマーケティングを考えられた上で作られているものだと知った。現代アートの見方がわかった。目から鱗でとても勉強になりました。以下はメモ。 - [ ] 現代アートとは「歴史の重層化」、単なる自由を現代は求めていない - [ ] 芸術で大事なのか「構図」「圧力」「コンテクスト」「個性」、コンテクストというのはその作品が歴史、状況の中でどういう意味を重層的に持っているのかということ。そしてそれが串刺しになっているほど良い - [ ] 西欧における現代美術のコンテクスト(好まれる≒評価される要素)「自画像」「エロス」「死」「フォーマリズム(歴史)」「時事」 - [ ] ダミアンハーストは死をモチーフにあらゆるものをホルマリン漬けにした - [ ] しかし、それでも、ぼくは「美」のために生きたい。命の時間よ、追いついて。
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14年ぶりに再読。当時の読みがいかに浅かったのか思い知らされた。ARTの話を超えて、「仕事にどう打ち込むか?」「クリエイティブにおける個性とは何か?」の秘密を、暴いてくれている。 本書で解かれる「ルールを知り、それに則ることから始めた上で、壊して、新たにルールをつくっていく」という創作プロセス。ARTに限らず、あらゆる商業クリエイティブ、もっと言えばあらゆる企画仕事に、深く通じる真理。 そして本書の魅力は、そんなルールの村上隆流の読み解き例として、刮目できること。決して教科書的な論点整理だけではでない切り口が目鱗すぎて、それ自体もまた、企画仕事の大いなるヒントになっている。 門外漢で存じ上げぬですが、本書を含めた村上隆の一連の美術家育成の取り組みは、ご本人が大失敗だったとよくメディアで言っているが、本当にそうだったのだろうか?だとしたらなぜそうだったのか?きちんと研究されてほしい。 誰かやっている機関やプロジェクト、ないんだろうか?村上隆さん御本人じゃなくても、誰かに意志は継がれていないのか?勉強したい、知りたい。
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正直、村上隆という人には良いイメージがなかった。「オタクの表象の上澄みのいいとこ取りで商売しているエセ芸術家」だとオタクのひとりとして軽蔑すらしていた。しかし、私がアートシーンに興味を持っていることを知った知人から薦められ、興味本位でこの本と「芸術起業論」の二冊を購入してみた。起...
正直、村上隆という人には良いイメージがなかった。「オタクの表象の上澄みのいいとこ取りで商売しているエセ芸術家」だとオタクのひとりとして軽蔑すらしていた。しかし、私がアートシーンに興味を持っていることを知った知人から薦められ、興味本位でこの本と「芸術起業論」の二冊を購入してみた。起業論のほうは今読んでいるのでこちらから。 一読して、かなり引き込まれた。なんだか私、村上さんを誤解していたみたい。村上さんはルックスも独特なので(すみません)誤解されることが多いんだろうな…と気の毒にすらなった。この本は、それくらい真摯に現代アートシーンを解き明かしたわかりやすい名著だ。村上さん自身が買われる作品というのが「オタクのようでオタクほどもクオリティが高くない…ちょっと下手な作品。そんな作品を見るとシンパシーで癒される」と書いてあり、意外なほどのピュアな魂に驚いてしまった。 正直、もっと傲慢で俺様テイストの鼻持ちならない文章なんだろーなーとあまり期待していなかったのだか、村上さんが先人(特にアニメーターの金田伊功氏)に払う敬意とリスペクトは素晴らしいじゃないか!と思った。あと、かなり努力家で苦労人のようで、パブリックイメージとのズレにいろいろ目からウロコの一冊だった。 現代アートの仕組みと仕掛けについて、絶好の教科書だと思うので興味ある方にはぜひ読んでいただきたいです。
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