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キンモクセイ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2018/12/07 |
JAN | 9784022515827 |
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商品レビュー
3.2
28件のお客様レビュー
警察庁、外務省、厚生労働省、法務省等あまりに色々な課が出てきてこんがらがりそうで内容がよく見えなくなり挫折しそうだったけど「キンモクセイ」禁止、沈黙、制圧の意味がわかりだした辺りから面白くなり一気に読んだ。 新聞記者の武藤武の存在がキラッと光っていた。男前だったな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「さて、未来の話をしようじゃないか」 今野敏の割にこの感じか!というちょっと拍子抜け感は否めない。 が、もちろん、2日で読み終えるくらいそこそこ面白い。 中盤は完全にメディアや政府、これまでなし崩し的にできてきた法案への批判がひたすら書かれる。 そういうところは嫌いじゃないが、なにより落とし所がな。 でも、はい。ラストの言葉は、キザで良い。
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法務官僚が殺害された件で警察庁の若手官僚隼瀬順平が活躍する物語だが、隼瀬の友人、外務省の木莬田真一、厚生労働省の燕谷幸助、防衛省の鷲尾健、経済産業省の鵠沼歩美で作っている「土曜会」で殺人事件の背景等を議論する件が面白かった.隼瀬と水木は例の事件で専任チームを任されたが突然解散とな...
法務官僚が殺害された件で警察庁の若手官僚隼瀬順平が活躍する物語だが、隼瀬の友人、外務省の木莬田真一、厚生労働省の燕谷幸助、防衛省の鷲尾健、経済産業省の鵠沼歩美で作っている「土曜会」で殺人事件の背景等を議論する件が面白かった.隼瀬と水木は例の事件で専任チームを任されたが突然解散となり、その原因を探る.隼瀬は同僚の岸本行雄に探りを入れるがキンモクセイという言葉がカギになると想定した.その直後、岸本も死んでしまう.さらに隼瀬も指名手配され、記者の武藤の支援でうまく逃げ回るが、殺人犯の白人に狙撃される.その後の展開は、当局と隼瀬のボタンの掛け違いもあり、やや複雑だったが、監視システムの構築をめぐる国家間の探り合いだったことが判明する.公安と警察の軋轢、上司への不満等、社会の裏面も巧みに描写してあり一気に読めた.面白かった.
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