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沙耶の唄 星海社FICTIONS
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沙耶の唄 星海社FICTIONS

大槻涼樹(著者), 虚淵玄, 中央東口, Nitroplus

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沙耶の唄 星海社FICTIONS

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2018/12/14
JAN 9784065138243

沙耶の唄

¥1,430

商品レビュー

4.3

8件のお客様レビュー

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2026/06/16

本作を一文で形容するなら、「悪人が出てこないサスペンスであり、全登場人物に感情移入し得る純愛モノ」 原作は2003年に発売され、熱狂的なファンを抱えている成人用ノベルゲームである。 元々原作に興味はあったものの、ノベルゲームというものに食指が動かず、紙媒体でないと長文を読めない私...

本作を一文で形容するなら、「悪人が出てこないサスペンスであり、全登場人物に感情移入し得る純愛モノ」 原作は2003年に発売され、熱狂的なファンを抱えている成人用ノベルゲームである。 元々原作に興味はあったものの、ノベルゲームというものに食指が動かず、紙媒体でないと長文を読めない私にとって本書籍は好都合な存在だった。 現在Amazonでは定価の十倍近い値段で本書の中古品が出品されているが、Kindleだと定価で購入可能である。 また原作も廉価版が2000円台で購入可能のため、紙媒体にこだわりが無いのであれば電子書籍版か、潔く原作を購入することをオススメする。 事故の後遺症により世界の全てが禍々しい異形にしか捉えられなくなってしまった主人公。 そんな生き地獄のような世界の中、沙耶という美しい少女と出会う。 主人公が彼女を人間として捉えられる、ということは彼女は、他の人間から見れば異形そのものなのだろうと主人公は分かりながら、彼にとって唯一の人間である彼女を愛してしまい、そして彼女も唯一人間として接してくれる主人公を愛する。 そんな生活が、長続きする訳がないと分かりながら。 原作は3つのエンディングに分岐するようで、本書籍はその3つのエンディングをつなぎ合わせたような形らしい。 原作未プレイ者からすると、改変しないようにセリフを持ってきたとあるし、地の文とセリフの乖離も見受けられず、終わらせ方も複数エンディングをつなぎ合わせたとは思えないような違和感のない仕上がりになっていると感じた。 ちなみに、続編の執筆をしているとあとがきに記載されているが、2026年現在も刊行されていない。いつか出ないかなぁ。

Posted by ブクログ

2026/02/20

原作のルートをうまく繋げていて満足。 ゲームが元なので選択肢が太字で書かれていて面白いと思った。 続編待ってます。

Posted by ブクログ

2024/04/28

原作は20年前に書かれた、異類婚姻譚です 古典に値する恋愛モノ的位置づけで、タイトルは聞いたことがありますが、詳しい内容は知りませんでした 私が今まで見てきた美少女ヒロインの中で、1番戦闘力が高かったです こんなに強いヒロインは初めて見ました 道理で格闘ゲームにも出てくるワケでし...

原作は20年前に書かれた、異類婚姻譚です 古典に値する恋愛モノ的位置づけで、タイトルは聞いたことがありますが、詳しい内容は知りませんでした 私が今まで見てきた美少女ヒロインの中で、1番戦闘力が高かったです こんなに強いヒロインは初めて見ました 道理で格闘ゲームにも出てくるワケでした 昔にしてはよく書けてる程度だろうなと高を括って読み始めて、すごい作品だなと驚きました 交通事故遺児の大学生である主人公の下に現れる美少女と、ひとつ屋根の下で生活していきます 事故の後遺症でゴアな幻覚に支配されてしまった主人公と、それを慰撫するヒロインのやり取りは、幼児退行的であり本能的でした 2人きりの世界で家族になろうと頑張っている様子が伝わってきました 正体不明のヒロイン沙耶の詳細が明らかになるとともに、主人公と沙耶の世界が完成されていってしまいスケールが萎んでいくような印象を受けました そこから真相を知る丹保女医が、話の風呂敷を広げていくので読み応えがありました 対象する惑星の知的生命体との交流を手掛かりに、繁殖活動を通して侵略する宇宙生命体であることが明かされると、虚淵玄ワールドに暗転するような感動でした あまりにも端的に沙耶を説明したせいか、沙耶の思慕と興奮が、機械的な繁殖に解釈てぎるようになりました 幼さではなく、模倣し損ねたプログラムというか 例えるなら、美少女のガワを被った、虫の繁殖活動にしか見えなくなった感じです 事故がなければ、主人公と瑶は睦まじく結ばれていたことでしょう だからこそ沙耶は妬んでいたと思います 瑶と沙耶を並べてしまえば、本質にある女性性は似ています 主人公に依存している乙女です 瑶が先に選ばれていれば、沙耶の唄は完成しなかったでしょう 瑶に向けて、沙耶に捧げられていた熱量の愛が注がれていたでしょうから だからこそ耕司のがラストで沙耶を異物としか見ていなかったんだと思いました 主人公の交友関係を蹂躙する展開は、後半のガンアクションに重力持たせています 尊厳なき死を遂げていく学友の姿が、主人公と耕司の決闘に説得力を持たせます 納得のある憎悪が作り上げられていくので、アクションシーンに体温が宿っていく感じがしました 種族の隔たりを超えて家族になろうとする異類婚姻譚の美しさは確かにあり、後半を読み進めていると、気づけば沙耶が肉塊である消退を忘れていてしまいました 虚淵玄の書きたいものがちゃんと伝わってくるというか、書きたいものを掴んでいる感じがしました 世界を巻き込む大恋愛でしたが、2人だけの関係性はとても美しいものだと思いました ターゲット層になっていそうな結婚適齢期の成人男性からすれば、沙耶のようなニコイチなパートナーは夢物語に映りそうな気がしました 沙耶に癒やされるほどの孤独を理解できるからです そして正体が肉塊であったとしても、何かを愛していたいんだと思いました 核にあるのはピュアな恋愛小説でした

Posted by ブクログ

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