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もつれ 小学館文庫
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もつれ 小学館文庫

ジグムント・ミウォシェフスキ(著者), 田口俊樹(訳者)

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もつれ 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2018/12/05
JAN 9784094063738

もつれ

¥220

商品レビュー

3.4

5件のお客様レビュー

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2024/01/04

ポーランドの作家「ジグムント・ミウォシェフスキ」の長篇ミステリ作品『もつれ(原題:Uwiklanie、英題:Entanglement)』を読みました。 チェコの「ヤン・ヴァイス」の作品に続き、東欧の作家の作品です… 東欧ミステリ、ポーランドミステリは初めてですね。 -----s...

ポーランドの作家「ジグムント・ミウォシェフスキ」の長篇ミステリ作品『もつれ(原題:Uwiklanie、英題:Entanglement)』を読みました。 チェコの「ヤン・ヴァイス」の作品に続き、東欧の作家の作品です… 東欧ミステリ、ポーランドミステリは初めてですね。 -----story------------- 予想の斜め上を行くポーランドの怪作小説! ワルシャワ市内の教会で、右眼に焼き串を突かれた男の遺体が見つかった。 被害者は、娘を自殺で亡くした印刷会社経営者。 容疑者は、彼と共にグループセラピーに参加していた男女3人と、主催者のセラピスト。 中年検察官「シャツキ」は早速捜査を進めるが、調べれば調べるほど事件の闇は深まっていく。 一方で、愛する妻と娘に恵まれながらもどこか閉塞感を抱いていた「シャツキ」は、事件の取材に訪れた若い女性記者に惹かれ、罪悪感と欲望との狭間で悶々とする。 やがて、被害者の遺品から過去のある事件に気づく「シャツキ」。 真実に手が届こうとしたその時、思わぬ事態が……。 日本中のミステリーファンを唸らせたポーランドの怪作『怒り』、その「シャツキ三部作」の第一作がいよいよ日本上陸。 ハードボイルドなのにポップ、凄惨なのに笑える、一度読んだら中年クライシス男のボヤキがやみつきに!? 予想の斜め上を行く傑作ミステリー! ----------------------- 2007年(平成19年)に刊行されたワルシャワ市の切れ者検察官「テオドル・シャツキ」の活躍を描いた「シャツキ三部作」の第1作です。 ワルシャワ市内の教会で、右眼に焼き串を突かれ男が死んだ… 容疑者は、彼と共にグループセラピーに参加していた男女四人、、、 検察官シャツキは早速捜査を進めるが、調べれば調べるほど事件は混迷し、一方で夫婦関係に閉塞感を抱いていた彼は若い女性記者に惹かれ、罪悪感と欲望との挟間で悶々とする… やがて、被害者の遺品から過去のある事件に気づく「シャツキ」。 真実に手が届こうとしたその時、衝撃の事態が起こる……。 終盤、被害者の妻やグループセラピーの主催者・参加者の関係が明らかになる展開が愉しめるミステリでしたが… 私生活がダメダメな「テオドル・シャツキ」の魅力に惹きつけられて、最後まで飽きずに読めましたね、、、 ある理由で髪は真っ白だけれど、顔もスタイルもよくハンサムな、法と正義を愛する男なのですが、家庭では夫婦関係に、職場では中間管理職の息苦しさに耐えながら、取材に訪れた若い女性記者に心惹かれ、彼女からのメールにいちいち小躍りし、罪悪感と煩悩の間で悶々とする… という人間臭さに好感が持て、共感しながら読むことができました。 先に翻訳・刊行されているシリーズ第3作の『怒り』も読んでみたいし、未翻訳の第2作も翻訳してほしいですね。

Posted by ブクログ

2023/04/08

「怒り」は結構感触良かったので期待してみたが、これはどうも。。。事件が起こってその関係者がセラピーに通っていたとのことだが、そのセラピー仲間とセラピーの内容や効能なんかの比重が多く、本来この作者は物を書く能力がすごくあるので、描写が必要以上に自分にはしんどく、永らく翻訳されなかっ...

「怒り」は結構感触良かったので期待してみたが、これはどうも。。。事件が起こってその関係者がセラピーに通っていたとのことだが、そのセラピー仲間とセラピーの内容や効能なんかの比重が多く、本来この作者は物を書く能力がすごくあるので、描写が必要以上に自分にはしんどく、永らく翻訳されなかった理由はやっぱりあるんだなーと。実際壮年男性はこんなもんだろうが、奥さんにはそこそこ性的魅力を感じていながらも、物足りなさを感じており、女性全て(容姿良さのみ対象)との妄想に耽る様子も、読むうえで疲れる要因。

Posted by ブクログ

2020/01/13

ワルシャワ、精神科のグループセラピーの参加者の一人が眼に串を刺され殺された。検察官のシャツキが捜査に関わる。セラピーはコンステレーションという参加者が他の参加者の家族を演じるというものだと分かる。しかし動機がなかなか分からない。 三部作の第一作。長いし、そしてラストの謎解きもと...

ワルシャワ、精神科のグループセラピーの参加者の一人が眼に串を刺され殺された。検察官のシャツキが捜査に関わる。セラピーはコンステレーションという参加者が他の参加者の家族を演じるというものだと分かる。しかし動機がなかなか分からない。 三部作の第一作。長いし、そしてラストの謎解きもとっても分かりにくい。なのに何故か読み進んでしまったのは、シャツキの内面や街の描写などストーリーとは直接関係無いところが良かったからか。それと第ニ作、三作の評判がいいから我慢したのもあり。

Posted by ブクログ

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