文豪の猫

アリソン・ナスタシ(著者), 浦谷計子(訳者)

• 販売会社／発売会社: エクスナレッジ
• 発売年月日: 2018/11/22
• JAN: 9784767825540

商品レビュー

2022/06/13

私の知らない作家が数多愛猫と一緒に紹介されている。私にはハードルが高そうな作家たちだけれども、猫たちは超越した表情でカメラのこちらを睥睨している。
内容は未知の作家や猫たちに会えたので星⭐️4
全体としては星⭐️2
評価が辛いのは、
フォントが細い。
薄い。
読み難いと言ったらない。
このフォントでこの薄さを選んだ理由が、私にはわからない。残念だなぁ

2019/02/23

タイトルと表紙にやられてしまい衝動的に購入。
トルーマン・カポーティと猫なんて素敵な組み合わせじゃないですか。
なんて、実に猫好き本好きの心をくすぐる組み合わせで、
買う人いるだろうなー、
って感じ。
斯く言う私も、単純にも術中に嵌ってしまいました。

４５人の作家と猫についての関係が、写真とともに短い文章で見開きに書かれている。
日本からは村上春樹と大佛次郎が選出されている。
くどくない文章が良い。
写真もよく手に入れたなー、というものも多い。
マーク・トウェインとか大佛次郎とか。

大絶賛される本とは思わないけれど、
狙っているところがうまいし、
おしゃれな作り。
購入前の期待から大きく外れることはないんじゃないかな。
たまーにゆっくりとした時間の中でページを捲るのにいい。

著者のアリソン・ナスタシ氏は寡聞にして知らないが、
どうも過去には
「アーティストと彼らの猫（今回の本風に訳すと「芸術家の猫」）」
という本も出している、本人もライターとアーティストという肩書の方らしい。
ほう。