自分の顔が嫌すぎて、整形に行った話 コミックエッセイ

愛内あいる(著者)

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2018/11/30
• JAN: 9784040699325

商品レビュー

2024/06/01

親の一言、周りの一言…大事ですよね。ポジティブな言葉掛けを、他人にも自分にもしたいなぁと思いました。

2019/12/21

タイトルとイメージが違うな。「コンプレックス持ちの性格悪女子の等身大の日記」みたいな感じです。
絵が可愛くて買ってみたけど、この内容で値段高過ぎますわ。

親に「ブサイク」の呪いをかけられ、誉められることなく育ったのが影響でこじらせてしまった。
大人になってからも勝手に鬱スパイラルに突入して堕ちていく作者さん、性格が悪すぎてきっしょいわ。
会社のミスするとか彼氏や習い事続かないとか顔のせいじゃないやん。単純にコンプレックス克服できず、メンヘラってコースアウトして、なんとかまたコースに戻りましたよって話。
なんか全てが中途半端で何を伝えたいのかよくわからんです。

そういう内容よりも、登場人物の出し方の下手さが目立つ。妹最初のシーンしか出てこないし、年の離れた弟が急に出てきたり、途中の男性陣もお前誰だよって感じの人が多い。
恋してた柊さんもどういう立場でどの程度の仲なのかもよくわからんし、グループデートしてる友達らしき女子との関係も不明だし。
てか柊さんと付き合った「花ちゃん」て誰だよ。
こういう関係の説明不足により感情移入しずらく、作者の悲壮感が独りよがりに見える。
整形してからの初彼氏のなれそめをバッサリ切ってるのもびびった。いや彼氏関係で苦労して整形決意したのも好きな人取られたのがきっかけでしょ？それなのに整形後の彼氏出現をショートカットするのは如何なものか。そこ重要だと思うんですが。
また喫茶店で男子から「本当にそうなの？」と心に残るアドバイス受けるシーン、いやお前誰だよ。「飲み会以来だね」って台詞じゃ関係わからんわ。
その人の言葉の意味や重みは関係性によって変わりうるのに、説明しなさすぎ。
「携帯新しくして連絡先ゼロになってせっかくできた新しい友達」もどういう友達なんだよ。出会いも仲の良さも何も分からないよ。

わざとやってるのか知らないけど、どうもぼやっとしてるのはこういう点にあると思う。
絵が可愛いので次巻もチェックするが、他人にオススメは全然できない。

2019/05/03

　コミックエッセイが読みたいターンだった時に買ったやつです。

　実際に整形をした作者さんが、整形をするまでの葛藤と整形後の葛藤を描いた漫画でした。

　作者さんは、幼い頃に親から言われたことがきっかけで整形を考えることになって、整形をする前もしてからも「それがバレないか？」って葛藤をしているわけなんですが。

　物語は、「整形をしたから全てが解決するわけではない」ってところに一旦落ちて、そこから少しだけ前向きになれたところで終わっていました。
　そして、あとがきで今は結婚して幸せだよ！　って描いてらっしゃるんですが。

　ちょっと待って私は「幸せ」って思えたところまでのプロセスが知りたい。
　足りない。
　そこがものすごく大事なんだと思うんですけど……!?　って一番、読みたいところを断ち切られたような気分になった。

　まあ、事実は事実だからそんなに小説みたいにドラマチックにはいかないんだと思うので難しいですね……。
　あと多分、そこまで入れると一冊に収まらないから整形をしたって話がボケちゃいますよね……。
　難しいです。